小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年3月27日火曜日

20180327 横瀬島-荒崎

週末バタバタした分をとりかえしに、平日お休みして三浦に漕ぎにいく。台風3号が動き出してるけど波はどうだろう。午前中は穏やかだけど、昼をまわって3時過ぎに南西が上がる予報。

出勤する人に混じって京急にのる。YRP野比をすぎると人が減って空いた座席のほうが多くなる。窓から見る東京湾は眠たそう。海の向こうは春霞だけで房総の影もない。

クラブについて陽射しを感じながら支度をする。肩に担ぎ上げると久しぶりのことにポリ艇の重さが腰にきた。

漕ぎ出して水に手が触れると、気温があがったせいか15℃くらいの水が冷たく感じた。

ヨットの脇を抜けて視界がひらけると、青空は気持ちいいものの堤防の向うはまた春霞。空の青が下に来るとくすんで白くなる。伊豆半島も富士山も薄い色のむこう。またしばらく富士山が見えない日が続いて暑くなる。

網代崎も静か。ちょっと出発が遅れたけど、前回できなかった横瀬島-荒崎間をやろう。風が上がる三時前に横瀬島から戻って諸磯あたりで様子見できるはずだ。


そうして漕ぎ出す。諸磯、長津呂崎、赤羽根海岸、安房崎。ひねもすのたりの春の海、空は春霞。桜も咲いて、どこをみても春・春・春。横瀬島ではいつものように二本くらい波に乗れた。気分良く引き返す。


戻ってきて諸磯からはまっすぐに荒崎を目指す。すでに南西に風がかわったがまだ強くはない。左後ろからの追い波追い風を、リーンを保って漕いでみた。ちょっと傾けすぎてて、大きめの波でバランスを崩してブレースを入れる。おっとっと。

荒崎からは佃嵐崎、すずめ島をかすめて小網代まで帰る。3時をまわり、風は強くなったけれど、波頭は時折さらりと崩れるときもある程度。剣崎の計測で 8m/s の中を漕ぎ戻る。曇り空になって風が強まり、結構体が冷えた。

ソロで少し距離をだせたのでちょっと体がシャンとした。週末はクラブのみんなと近所に遠足みたいにカヤック行をするので楽しみ。


2018年3月11日日曜日

20180311 横瀬島

日曜日、午前中はおとなしい北東が正午あたりから南西に変わるという強風注意報がでている。ここのところ漕げていないから、軽く距離を出したくて始発から動く。

他のみんなは大先輩の車で伊豆に漕ぎに行く予定。風裏になる東伊豆。申し込むのが遅れてすでに満杯だったから、僕は三浦でソロ。

クラブハウスにつくとだいぶ上がった日差しが温かい。朝の準備もだいぶ楽。ウキウキして小網代の入江に浮かぶ。だいぶ潮の透明度が落ちた。日差しがあるのに、水温はだいぶ落ちたと感じる。この冬で一番冷たい。



網代崎まで出て様子を見る。北東からの風浪がちゃぱちゃぱしているけどうねりっ気はほとんどない。南にいこう。諸磯を抜けて長津呂崎を回って城ヶ島の南に出ると、北東の東成分が向かい風に感じる。安房崎から宮川湾を見ても海は静か。城ヶ島から横瀬島までまっすぐ渡る。



横瀬島ではうねりっけと干潮が合わさった波で何本か乗れた。気が済んで岸べたで引き返す。途中ミズクラゲを良くみたし、盗人刈りに入ると赤クラゲもたくさん浮いてた。これまでの透き通った潮ではなくなってる。そういえば、富士山も霞んで見えなかった。伊豆半島も目がかゆくなりそうな空気に包まれてる。春の海だ。どんどん暖かになる。



盗人刈りを出たら安房崎を目指してまっすぐ湾を渡る。城ヶ島も岸ベタを漕いで、赤羽根海岸あたりで向こうからカヤックが来るのが見えた。今日初めてカヤックを見た。

知り合いっぽい漕ぎ方なので寄っていくと、レジェンド先輩と知れる。挨拶をして、安房崎まで舟を合わせて戻る。世間話をしながら漕いでいたけど、長津呂崎から先輩がペースを上げて、三崎の堤防を回り込むまでで結構離された。このペースで延々漕がれるんだからやになっちゃう。




先輩は荒崎まで往復するというので、諸磯で一旦お別れ。僕は灯台の入江でちょこっと浜にあがり、春の波音を聞きながら軽く食べて休憩した。その後すずめ島に移動して風が上がるのを待つ。結構吹き出して沖の白波が見える。水面が暗く感じだす頃に先輩が向かい風の中を北から戻ってきたので、そこから一緒に帰って舟を上げた。

南風がこれから上がるって言うときに荒崎まで北に往復する気持ちに追いつかなかった。こりゃいかん。来週、再来週は漕げるのかしら。