小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年10月20日土曜日

20181020 北風がやってきた

10月に入ってぐんと寒い。日曜には用事があるので土曜一択。午前中は北風がそれなりに吹くけど日差しはあって、午後すぎると落ち着く予報。中潮

うねりはなさそうなので、自分の舟で少し遠出をしたいと思っていたのだけど、北東の出し風。様子をみながらにしようと思うと出足がにぶる。始発よりはちょっと遅れてクラブにつくと、NZ好きの先輩が先に出ていった。

遅れて支度をして海に浮かぶ。ちょっと間が空いたから気持ちがいい。グリンランドパドルで漕いでみる。堤防からみる網代崎には北からの風浪がパシャパシャしてる。うねりは全然ない。冬が来るなあ。とはいえ、富士山はまだ見えない。


風は結構強い。うさぎも普通に見える。体感で 8 m/s くらいかな。あとで剣崎の計測値を見てみたら 8-9m/s の時間帯。まあだいたいあってた。

パドルにかかる重みを感じながら北の荒崎に向かって漕ぎ出す。大股に歩くようにゆっくりと体を回して。普通のパドルとちょっと違って、細長いパドルが水に切り込む感覚が楽しい。ひょいと沖をみたら、先に出たNZ先輩が黄色いワーナーのブレードを回してサクサク向かい風を漕ぎ上がっていた。沖はもう少し風がありそうだ。

スズメ島あたりにつくと、少し先までいって引き返してきた先輩とちょうどすれ違う。先輩は大先輩に合流しに湾内に戻り、僕はそのまま荒崎まで向かい風を漕ぎ上がっていく。

三戸浜の沖、長浜の沖はどちらも風が抜けるし、小さい岬とは言えスズメ島、黒崎の鼻を超えるあたりも風のギアが一段上がる。またゆっくりと歩くように。ヘソより上の力は抜いて、できるだけ少ない力で関節の角度だけを固めて下半身の力で前に進む。漕ぎ続けていれば前には進んでる。


そうして荒崎を回り込み、長井までは真向かいの北東の風になる。少し真向かいの風を漕いだら、そろそろ僕も大先輩に合流する頃合いだと思って引き返す。帰りは追い風追い波でピュー。

またスズメ島あたりでみんなと鉢合わす。みんなも向かい風と戦って荒崎まで行くというので、よーしと思って一緒にまた向かい風。三戸浜は浜に寄りながら、長浜はぐるりと浜を回るのはしんどいので、割りと真っ直ぐに突っ切る。時々ビューと吹く風に思わずヒャッハーと声が出る。

そうしてみんなでグイグイ漕いで荒崎の小さめの浜に上がり、ちょうど昼ごはん。

午後の用事があったので、休憩中のみんなに挨拶して一人でまた戻る。今度は追い風に気を良くして諸磯まで一気に帰る。久しぶりにこの四角い白い灯台を見た。いつ見ても綺麗だな。それで向かい風をまた漕いで湾内に戻って舟を上げた。

舟を片付けるとき、手が少し冷えてこわばった感じがした。舟を流す水道の水もはっきりと冷たい。今日は夏を過ぎて初めてドライスーツを来たし、冬が来るなあ。今年はウナギをとうとう見なかった。

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