小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年3月21日土曜日

20200321 鼻うがい

この連休はキャンプの予定だったけど、金土の風が強すぎて駄目になった。まあ、その他にもだいぶややこしい状況が迫って来ていて、抜き差しならない世の中だけど、百閒先生を思い出して暮らす。先生は、なるようにしかならぬと腹を括って、B29の空襲の下一升瓶の酒を空けた。大事にとってあったその一升瓶には、底にほんの一合あるだけだったけど。

金曜からクラブハウスに泊まり、土曜は朝から一人漕ぎ始める。泊まったのは一人じゃないけど、みんなはまだ寝てる。金曜の爆風で波が残るかもと思ったけど、全然だめだった。

それでも、サーファーがよくいる所ではいくつかパスしながら遊べる感じで、しばらくとどまる。そのうちSUPが一人やってきて、挨拶して一緒に遊ぶ。普通のボードサーフィンもしてたと、自分から教えてくれた。

まあ遊んだかなと思ったので場所を譲り、近場まで戻るとNZ先輩、雰囲気イケメンの後輩、筋トレ後輩も出てきた。

今日もまた、午後の早い時間から風が上がりそう。遠出はできないので、どうしようか四人で相談する。筋トレしたい人がいるので、その後輩に残りの人を牽いて貰うことにする。

一艇ロープを結び、残りの二人が結ばれた舟にしがみついてそれを後輩が牽く。さあ、行こう。結構早いペースでひいていく後輩は、負荷がかかって話す余裕はないけど嬉しそう。

さすがに網代崎くらいまで引いたらしんどそうなのと、牽かれてる側はつまらないので、しがみついていた二人は普通に漕ぎ出した。やっぱり動いてなんぼ。

それで諸磯までついてロープを外した。後輩は十分に筋トレできたので満足したそうだ。僕は諸磯の水が綺麗なので、ひっくり返って鼻うがいを十分にした。

まあ、長く漕ぐ雰囲気でもないので、それで湾内に戻って舟をあげておしまいにした。また折を見て海の上に出ようと思う。

2020年3月15日日曜日

20200315 ダッシュとノンビリ

またまた筋トレしたい後輩と漕ぐ予定で朝一で出かける。

支度して一人で浮かぶとだいぶ暖かい。ドライスーツの中は一枚減った。少しぱらつく雨を浴びながら出ていくと沖の雨が朝日を受け虹を出してくれた。

堤防まで出て広く相模湾を見渡すと、左の網代崎と右の江ノ島から立ち上がった虹が伊豆半島に真ん丸にかかる。

左に虹を見ながらいい気分で北に向かい、近場の見回りを終えて堤防まで戻る。その頃にはもう虹は消えた。

入り江の中からはNZ先輩とスリムな先輩が出てきて、南に行くと漕いでいった。僕はクラブハウスに戻ってから改めて出かける。一緒に出てたのは筋トレ後輩とロマニー先輩。

先に行った二人を追いかけ、筋トレ後輩のダッシュのペースでヒーヒー漕ぐ。諸磯を抜けてもペースは落ちない。三崎の堤防に取り付いてやっと一息。次は赤羽根まで一気に漕ごうと決めて動き出したら、釜根のあたりで二人の先輩が戻って来たのに行き合う。

お昼の相談をして、午後の南風の上がりを嫌い、お昼は近場にしようときまる。それなら俺の浜と、5人で漕ぎ出すとまた後輩がダッシュ。結局諸磯までまたダッシュで戻った。

後輩はゴリラを気に入って乗っている。どんな感じか興味が合ったのと、何となくやってみたくなって、諸磯の海上で二人で舟を乗り換えられるかやってみた。

まず僕が自艇とゴリラに2艇またがって馬乗りになり、手でも押さえた。そしたら後輩にゴリラから僕の舟に乗り移ってもらう。

後輩が僕の舟のコクピットにお尻をいれるところまではうまくいってた。ところが、足を入れるところでバランスを崩して後輩が沈。あと少しだったのに。

ほがらかな雰囲気になったところで、馬乗りで再乗艇して俺の浜に向かう。浜に舟をあげて、ここからはノンビリの時間。ダラダラと昼を過ごし、疲れた体を十分にほぐした。

ロマニー、スリム先輩は早上がりと言うので俺の浜から湾内に戻ったけど、NZ先輩、後輩と僕は荒崎手前までチョロっと漕いでそれで帰って舟をあげた。

色々キナ臭くなってきているけど、海の上は換気もいいしソーシャルディスタンスは山ほど取れる。気を引き締めて行こう。