小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2022年3月19日土曜日

20220312 ちょっと三浦まで

やっとやっと漕ぎ日和。ちょっと漕ぎましょうと三浦に出かける。ウズウズしていた筋トレ後輩とクラブで待ち合わせて。

一足先に支度して先に浮かぶ。昨日まで吹いてた風で波があるかと期待したけど、近場のポイントにはなかった。久しぶりだから体力温存。近場の浜と俺の浜で行ったり来たりして、流木をあちらからこちらになど移す。

その後しばらく、湾内に戻りながら浮いてるゴミを拾ったりして、舟をちょこちょこ動かして水の感触を楽しみながらしていたら、後輩とオサレ同期が出てきた。

同期は北に立石を目指すという。湾口の堤防で分かれて、後輩と僕は剱埼を目指す。追い潮、追い風、ビュンビュン飛ばして、あっという間に剱埼まで来てしまった。内心雨崎くらいまでは行ってもいいかなと思っていたら、後輩が三浦海岸まで行きますか、といった。

何週か前、後輩は大先輩のツアーで八景島から三浦海岸、というか菊名海岸まで漕いでいる。なんとなく、そこまで行きたくなったんじゃないかな。その気持ちよく分かる。そこまで行けば、小網代から八景島までが気持ちの中でひとつながりになる、そんな感じ。

ただ、そうすると往復36キロほどになる。なんとなく、30キロを境に漕ぎが変わる気がする。でも、今日は海況は申し分なしだし、問題ない。行きましょう。

そうはいっても、今までの筋トレペースでは流石にやりきれないと思って、ここからは歩くペースに変えた。それに、ここまで追い潮だったけど、東京湾北上は向かい潮。澄んだ海の底から立ち上がるホンダワラが、こっちに向かって長くたなびいている。

久しぶりの雨崎は暖かくなったからかとても賑やかだった。

雨崎から菊名までは油凪。のっぺりとした海面の下はホンダワラの林で、自分が小さくなって水草の金魚鉢の中みたい。このダレる区間も下を向いてたら飽きなかった。

菊名についたら気が済んだ。後輩は浜に上がりもせずに引返す気満々。くるりと背を向けて、横瀬島まで漕ぎ戻り、そこで舟を上げて昼ごはんにした。

横瀬から小網代は体が距離を分かってる。いつものペースで漕ぎ戻り、満足して入江に滑り込んで舟を上げた。

クラブには先に二人が仕舞仕度を終えていて、同期は立石までは行かず、手前で折り返して俺の浜でのんびり、あとから出ていたしっかり者の後輩は、赤羽根でのんびりして来たそうだ。

釣りのお兄さんもボートを洗っていて、いい時期の鯛が3枚釣れたと、桜色のうろこに青の点々が光る桜鯛と嬉しそうな笑顔を見せてくれた。

支度を終えて、後輩の昼飯は食パン3枚、ちょうど腹が減ったとかで、帰り際に焼肉屋さんに寄って疲れた体を労って帰った。これからどんどん暖かになる。漕げるうちにバンバン漕ごう。

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