20141116 地図ログ: 気温:21℃ 水位:3.25m(田園調布上), 1.43m(田園調布下) 風:3m/s 水温:触って冷たさを感じない 服装:長袖ウェット+薄いウィンブレ+ネオプレーンソックス
進水式(スコッチ)
今日はあらためてアルコール有りで進水式をしよう。スコッチウィスキーの中には、塩味が強いものがある。なので、海を思い出すお酒といえばスコッチウィスキーだと思っていた。だからアルコール有りの進水式はスコッチにした。家からジョニー・ウォーカーをカンカラの小さなボトルに入れて少しばっかり持ってきた。これを舳先と艫に振りかけてあらためて無事を祈る。
今日の予定
今日の目的は主に二つ。一つ目は調布取水堰の東京岸下流から出して、堰を上流に越えるるにはどうしたら良いか。これは、堰の上も下も多摩川駅から楽に行けるようにしたいから。新丸子駅から神奈川岸に歩くのはやっぱり遠い。とはいえ東京岸からも堰の上流で舟を出せるところまではやっぱり遠い。なので、堰の下から出て舟で神奈川に渡り舟を担いで堰の上にまわる、というのを試してみたい。
二つ目は、前回ゴールの玉堤を越えること。必要なら担ぎもするつもり。今回は1mほど水位が高いので、条件がどのように変わるのかも含めて、流れの速さ、浅すぎて通れなかった瀬の変化など様子を確認しつつ、行けるところまで行ってみたい。
岸に浮かべて出発
一つ目の目論見どおり堰の下流から出発。すぐに目の前の州を下流側から周り、神奈川側の流れを上って丸子橋をくぐる。堰の下流は前回より70cmほど水位が低く、流れも緩やか。普通にこぎ上がって、東急線のガード下の州で舟を降りる。神奈川に舟で渡ったことになる。そのまま河原の道を舟を担いで歩き、取水所の斜め向かいでまた川に出る。調布取水堰は舟を担いで上流に
前回は幅10mもあった砂利の河原が、今回は全部川底になり、茶色い土手際を川が洗っている。土手の道を舟を担ぎおりると取水所の白い建物が右斜め向かいに見える。舟を浮かべて堰の上流を漕ぎ始める。帰りは土手を野球場まであがる場所にピンポイントに戻す必要があるので気をつけようと心にとめる。土手から降りてくる道 |
今回は河原がなくなっている |
前回は土手の先に河原が広がってた |
玉堤まで神奈川岸を上がる
神奈川岸をべったりで漕ぎ上がる。水位が低いと水路になっていた所も今回は十分な深さで安心して漕げる。そのうち、玉堤下流側の分かれ道が目の前に見えてきた。少し入って水の深さや水の感じを見ようと思ったのだけど、釣り糸が幅いっぱいに伸びている。邪魔したくないので、入り口を覗いただけで本流に戻る。
前回お昼ごはんを食べた砂利の河原も水の底。土の壁を左に見ながら神奈川岸を上がる。玉堤の瀬は、前回浅すぎて担ぎ抜きでは無理と諦めた。今回は十分に深さがある。そのまま神奈川岸をひっついて上がっていく。
前回は瀬になって上がれなかった玉堤付近の水路合流口が東京岸にみえる。今日は神奈川岸は十分水深があった。 |
等々力のエネオスがみえるトロ場
そのままいくと、また目の前に分かれ道が見えてきた。神奈川岸の左が瀞場、右が本流。玉堤の手前と良く似ている。瀞場に入って行き止まりまでいく。エネオスが土手の向こうに見えた。等々力の辺り。
左にエネオスが見える |
本流に戻って渡し場まで上がる
本流は結構浅くて早い。底をするようなことはないけれど、途中で舟をうまく上流に向けられるか自信がなかったので、一度下流まで流されながら、曲がりの内側の東京岸に渡ることにする。ちょうど内側で流れが緩くなってるところを見つけて、そこにゆっくり流されつつ渡る。ここに一旦入って上流に舟を向け直し、あらためて本流に漕ぎ上がる。
本流の流れが結構早い。左右を見ながら進み具合を確認すると、にじり寄るくらいしか進んでない。流れがS時に曲がっているので、東京岸の内側から、次の曲がりの内側になる神奈川岸に向かって、流れの早い部分を斜めに渡りながら上がっていく。次は、外から外に、流れにかって漕ぎ上がりたい。
神奈川岸に戻ると楽になった。その頃には前方の渡し場が随分ちかくになっていた。渡し舟が東京岸に渡るのを待って乗り場を越えると、その先は浅い瀬でこれ以上あがれそうにない。舟を岸に揚げて上流を偵察する。少し担げばまた舟を戻せそうな雰囲気を確認し、今日はここまでで引き返すことにした。前回の玉堤からまた少し上がれた。等々力渓谷からの川が合流するところだった。
渡し場を超えたあたりで瀬が浅すぎてストップして上陸 |
少し舟を担げばまた漕げるだろうか。次回はこの先を目指そう。 |
キャノンが見えるところまで上がれたのが今日のゴール |
来た道を下る
帰りの時間もあるので、ここで戻ることにする。前回ストップだった玉堤を担ぎなしで越えられた。上流の水位が高かったおかげ。ただ、ここから先は担ぎ必須だろう。下りはゆっくり。あまり櫂を入れずに漕いでいく。浅いところに行かないように、深い部分に舟を向けて流されていく。玉堤下の瀞場にもう一回入る。水位が上がって水路見たくなっているところでジャングルクルーズ気分を味わう。
調布取水所が見えるところでまた土手に舟を揚げて担ぐ。堰のところで水位と流れを確認。今回 3.25m は、一番神奈川側の部分にも水が流れている。前回2.26mの時は、ここは水が流れていなかった。電車から見る時の目安に覚えておこう。東横線の線路の真下にある州からまた舟をだして出発場所に戻って終了。
今日の水位だと一番神奈川岸も水が流れている |
水温: ◎(まだまだ暖かでした)
足がつく場所: ◎ (どこでも少し流れれば足がつきそう)
下流の障害物: ◯ (堰の手前は十分に注意して)
岸辺の移動: ◎
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