台風が東の方からやってきて、関東の南に居座っている週末。土日ともに相模湾の予報はうねりを伴った2.5mの波。久しぶりに波に乗れるかもしれない。
日曜はカヤッククラブのレスキュー練習会がある。だから引き算で土曜にフリー漕ぎ。
土曜、距離を漕ぐつもりはないのでゆっくりと家で食事をしてでかける。小潮の満潮すぎから干潮過ぎまで漕いだ。大先輩のツアーもキャンセルになったので、クラブについても人はいない。一人で支度をして舟を出す。
網代崎にうねりは入っているが、2.5mという感じはしない。北に舟を向け、幾つかのサーフポイントを見回る。まず、三戸浜の北側、黒崎の鼻との間のサーフポイントにSUPが二人いる。離れて一本乗ると、戻る時に SUP から手振りでもっと離れるよう言われたので、それならと思って、もう一本乗ってからさらに北に進む。
佃嵐崎では波の様子を確認だけ。ここでは乗らない。時たま目印の岩より沖から立ち上がるけど、だいたいは弱い。まあ満潮だしね。細い入江には素潜りの人がいてなにか観察してた。
舟を南に返し、網代崎を通り過ぎ、諸磯までいく。諸磯のなかはがちゃがちゃしてて、三角波のジッパーラインで遊ぶ。そのあと岩場を抜け開けたところで一休みしていたら、SUPの集団が見えた。その集団を遠巻きに回って諸磯のサーフポイントまで戻ると、ここ一のセットが入ってきたので乗る。何度か乗っていたら、バウが潜ってスペアパドルがコードから抜けた。潮時かなと、諸磯の浜でつけなおして、昼ごはんを食べてまた見回りを続けに北に戻る。
網代崎を越えていつものサーフポイントに行くと、他のクラブメンバーがやってきた。NZ好きの先輩、がんがん漕いでる同期、ミニオンズっぽい後輩だ。すでにSUPの波乗りが一人いて、何度かあったことがある人だけど、話したことがなかった。無言のまま、お互いプレッシャーをかけないよう気を遣って乗り出すと、潮が下がってきた時間帯で、わりと乗りやすいのがばんばん。
カヤックはまっすぐ走るので、一つの波に何人かで乗って、おしりとおしりをコツンとぶつけて挨拶する。楽しい。このあとずっと近場で乗って、波が落ちてきたのでSUPの人と挨拶して帰った。はじめて喋った。
日が明けて日曜。クラブレスキュー練習会の前に波乗りできたらと始発で動く。土曜と同じような潮回り。声の大きい後輩と一緒に漕ぎ出して、網代崎を見ると同じくらいか気持ちうねりがはっきりしてた。
昨日にならって諸磯に行く。きのうのここ一番みたいな波がバンバン入る。潮も高いから、目印の岩より先のところからでも十分安全に乗れる。ここで何度か乗って、後輩が沈脱したので潮時と思ってクラブに戻った。
レスキュー練習会は、午前はロール以外のレスキューをやって、午後はロール練習。できる人もできない人も、一日水につかって頑張った。がんがん漕いでいる同期は、安全にもとても気を遣っていて、他の人にもちゃんとやろうよと旗を振ってくれる。
レスキューの練習はこの日だけじゃないので、僕も日々、行き会ったメンバーと一緒に練習を習慣にしてこまめに積み上げて、安全に楽しんでいきたい。気持ちを引き締めるとてもいい機会だし、10名を超えるメンバーが集まるそういうクラブでよかった。
2017年7月30日日曜日
2017年7月24日月曜日
ロマニー・サーフ ポリ艇
先輩の細めのカヤックに乗ったら、他のもいろいろ乗って見たくなった。中でも、ハリケーンライダーの動画を見てたらロマニーのカヤックが格好良くて、しかもそのポリ艇が日本でも売られてる。ロマニー・サーフのポリ艇。
扱っているお店に出かけて試乗艇に座らせてもらう。シートが低くてペタンと座れる。膝のかかり具合もフィット感がそっくり。足先のデッキ高さも余裕があってすごく良かった。デッキがもう少し低いクラシックでもいいけど、ポリはサーフしかない。
一本物のリジッドは考えてなかったのだけど、一度くらいは水の上で試しさせてもらってもバチは当たらないかな。今度そのお店のツアーに参加して乗せてもらおう。
扱っているお店に出かけて試乗艇に座らせてもらう。シートが低くてペタンと座れる。膝のかかり具合もフィット感がそっくり。足先のデッキ高さも余裕があってすごく良かった。デッキがもう少し低いクラシックでもいいけど、ポリはサーフしかない。
一本物のリジッドは考えてなかったのだけど、一度くらいは水の上で試しさせてもらってもバチは当たらないかな。今度そのお店のツアーに参加して乗せてもらおう。
2017年7月22日土曜日
20170722 試し乗り
連休次の週末。土曜のほうが風がましの予報。遠出はできない雰囲気だけど、暑い夏を水につかって過ごしたい。大潮の干潮手前から満潮手前まで漕いだ。
始発から少し遅れた電車にのって三浦にでかけた。連休は賑やかだったけど、今週は一息落ち着いた感じ。レジェンドの先輩がすでに南方面に出てるけど、朝はそれだけ。一人で舟を出す。
網代崎はぴくりともしていない。うねりはなし。予報よりも少し強めの南風で風浪がチャプチャプしているけど、乗れる感じではない。まずは舟を北に、佃嵐崎まで行く。
風浪が押してくれるけど、長く乗れるでもなく、舟を左右に振られて気を使う。いい練習だと思いながら佃につく。パチャパチャとした場所を選んで練習をする。SUPを漕ぐ先輩が出てきているかと思ったけど、見当たらなかった。
定刻組が出て来る時間に合わせて湾内に戻ると、先輩が一人で出てくるのに行き会う。エビ島に行くというのでついていく。この先輩の舟は細くて長い。幅が52cmと、今まで見た中で一番細い。エビ島でこの舟に乗せてもらおう。今自分が欲しい舟は 50cm だから、細いカヤックに乗ってみたかった。
エビ島について試乗させてもらう。乗り込む時に少しふらついたけど、漕ぎ始めたら全然普通。隠れ根のそばなど、波のあるところを選んで諸磯の周りをクルリとまわったけど、かわらずに漕げた。でも、シートの高さは気になった。
普段の舟はシートが低く、お尻と踵の段差をさほど感じない。畳の上にぺたんと座る感じ。先輩の舟はシートが上がっていて、座椅子に座るよう。踵が少し下がる。これだと太ももと背骨の角度が緩んで逆に腰が痛い。勿論シート位置は下げられると思うので、注文する時は思いっきり下げてもらおう。
もどると定刻組もエビ島にきていた。みんなは泳ぎ始めたので、普段の舟でソロで城ケ島に行く。南風がある中でどのくらいか見てみたかったから。
三崎の堤防は三角波。スカリングしたりロールしたり、楽しく遊べる程度。長津呂崎も案外おとなしい。うねりはないからか全然穏やかで、隠れ根を乗り越えたり、崩れ波をくらって沈したり、少し遊んでから舟を返し、昼食の終わった定刻組に合流した。そのあとは一緒にゆっくり漕いで舟を上げた。
風の予報のせいか、あまりSUPもみず、他のカヤックも2グループほど見たくらいか。連休疲れの雰囲気の、タラリとした海を楽しく漕げた。来週は夜光虫を見る夜カヤック。楽しみ。
始発から少し遅れた電車にのって三浦にでかけた。連休は賑やかだったけど、今週は一息落ち着いた感じ。レジェンドの先輩がすでに南方面に出てるけど、朝はそれだけ。一人で舟を出す。
網代崎はぴくりともしていない。うねりはなし。予報よりも少し強めの南風で風浪がチャプチャプしているけど、乗れる感じではない。まずは舟を北に、佃嵐崎まで行く。
風浪が押してくれるけど、長く乗れるでもなく、舟を左右に振られて気を使う。いい練習だと思いながら佃につく。パチャパチャとした場所を選んで練習をする。SUPを漕ぐ先輩が出てきているかと思ったけど、見当たらなかった。
定刻組が出て来る時間に合わせて湾内に戻ると、先輩が一人で出てくるのに行き会う。エビ島に行くというのでついていく。この先輩の舟は細くて長い。幅が52cmと、今まで見た中で一番細い。エビ島でこの舟に乗せてもらおう。今自分が欲しい舟は 50cm だから、細いカヤックに乗ってみたかった。
エビ島について試乗させてもらう。乗り込む時に少しふらついたけど、漕ぎ始めたら全然普通。隠れ根のそばなど、波のあるところを選んで諸磯の周りをクルリとまわったけど、かわらずに漕げた。でも、シートの高さは気になった。
普段の舟はシートが低く、お尻と踵の段差をさほど感じない。畳の上にぺたんと座る感じ。先輩の舟はシートが上がっていて、座椅子に座るよう。踵が少し下がる。これだと太ももと背骨の角度が緩んで逆に腰が痛い。勿論シート位置は下げられると思うので、注文する時は思いっきり下げてもらおう。
もどると定刻組もエビ島にきていた。みんなは泳ぎ始めたので、普段の舟でソロで城ケ島に行く。南風がある中でどのくらいか見てみたかったから。
三崎の堤防は三角波。スカリングしたりロールしたり、楽しく遊べる程度。長津呂崎も案外おとなしい。うねりはないからか全然穏やかで、隠れ根を乗り越えたり、崩れ波をくらって沈したり、少し遊んでから舟を返し、昼食の終わった定刻組に合流した。そのあとは一緒にゆっくり漕いで舟を上げた。
風の予報のせいか、あまりSUPもみず、他のカヤックも2グループほど見たくらいか。連休疲れの雰囲気の、タラリとした海を楽しく漕げた。来週は夜光虫を見る夜カヤック。楽しみ。
2017年7月17日月曜日
20170717 三連休
三連休、よく漕いだ。こまぎれだったから距離は漕げなかったけど、たくさん水につかって過ごせたから良かった。どれも天気だったし、風も波も穏やかだった。
土日は午前中だけで始発から。月曜はツアーに参加した知り合いと一緒に一日のんびり漕いだ。
土曜は一人で出た。網代崎が少し期待させてくれる感じだったから、荒崎近くまで様子見にいった。リスク高めの波乗りを何本か楽しんだけど、沈したからそこでやめた。舟を南に戻して諸磯までいき、すこし波ががちゃがちゃしてるところでもう少し波乗りをしてたら、また沈したのでそこでやめた。
日曜は声の大きい後輩と二人で朝から出て、波が全然なかったから近場をうろうろした。それでも少しはチャプチャプしてるところを狙ってレスキュー練習した。それで湾内に戻って僕は舟を上げたけど、日曜の午後からは南風が少し強まったらしい。ツアーのお客さんが一人、追い風追い波で沈したのを、声の大きい後輩がさっとレスキューに入って頼もしかったそうだ。やるなあ。
月曜は少し雲もあって、暑いながらもへばるほどではない。すずめ島に行っては見たけど油凪で、カヤックの上に SUP のように立てるんじゃないかと思うほど。大人しくツアーについて漕いだ。
3日間暑かったので、なにしろよく水につかった。お客さんもメンバーもレスキューの練習に積極的だった。だいたいの人は馬乗り再乗艇でなんとか上がれたし、初めてロングロールが成功したメンバーもいた。
馬乗りやロングが静水でできたからといってすぐに一人で出てけるものでもないけれど、一つハードルをクリアしたというのは励みになると思う。僕も苦手側のロールでとてもゆっくりと上がれるようになってうれしい。特に、0時から1時までのパドルの動きで、パドルを沈めずに舟を返せる感覚がつかめたのが嬉しい。
土日は午前中だけで始発から。月曜はツアーに参加した知り合いと一緒に一日のんびり漕いだ。
土曜は一人で出た。網代崎が少し期待させてくれる感じだったから、荒崎近くまで様子見にいった。リスク高めの波乗りを何本か楽しんだけど、沈したからそこでやめた。舟を南に戻して諸磯までいき、すこし波ががちゃがちゃしてるところでもう少し波乗りをしてたら、また沈したのでそこでやめた。
日曜は声の大きい後輩と二人で朝から出て、波が全然なかったから近場をうろうろした。それでも少しはチャプチャプしてるところを狙ってレスキュー練習した。それで湾内に戻って僕は舟を上げたけど、日曜の午後からは南風が少し強まったらしい。ツアーのお客さんが一人、追い風追い波で沈したのを、声の大きい後輩がさっとレスキューに入って頼もしかったそうだ。やるなあ。
月曜は少し雲もあって、暑いながらもへばるほどではない。すずめ島に行っては見たけど油凪で、カヤックの上に SUP のように立てるんじゃないかと思うほど。大人しくツアーについて漕いだ。
3日間暑かったので、なにしろよく水につかった。お客さんもメンバーもレスキューの練習に積極的だった。だいたいの人は馬乗り再乗艇でなんとか上がれたし、初めてロングロールが成功したメンバーもいた。
馬乗りやロングが静水でできたからといってすぐに一人で出てけるものでもないけれど、一つハードルをクリアしたというのは励みになると思う。僕も苦手側のロールでとてもゆっくりと上がれるようになってうれしい。特に、0時から1時までのパドルの動きで、パドルを沈めずに舟を返せる感覚がつかめたのが嬉しい。
2017年7月8日土曜日
20170708 大崎
とてもよい週末。風もない予報の土曜に三浦で漕ぐ。先週あまりしゃっきりしなかったから、今日はソロで大崎まで往復しよう。
朝つくと、がんがん漕いでいる同期が先に来ていた。いままでレンタルして漕いでいたけど、自分のカヤックを購入して、それがとうとう届いた。デッキやハルの配色にいろいろ悩んでたみたいだけど、出来上がった舟を見たら、とても軽やかで似合うと思った。おめでとう。
ピカピカの舟の進水式も見たかったけど、とりあえず舟を出す。網代崎には波がない。心置きなく大崎を目指せる。
かすかな南からの追い風も、漕ぎ始めれば無風状態。 荒崎を過ぎ、長者を過ぎ、何度も水につかりながらまったいらな海を漕ぐ。大崎についた頃は大潮の干潮で、崖の下の浅い海は何人かの人が膝上くらいまで浸かって歩いている。何を採っているかはしらず。
大崎でも長者でも波はない。舟を南に戻して漕ぎ出す。だんだん南風が吹き始めた中、葉山をすぎ、長者を過ぎ、佐島にきて砂浜の浅い海で水にたくさんつかっていい気持ち。
それですずめ島近くの浜にツアー組を見つけ合流。一緒に湾内に戻って舟を上げた。やっぱりこのくらい漕ぐと気持ちがいい。ただ、夏本番でとても水を飲んだ。1.5リットル飲みきってもっと欲しかった。水につかりながらとはいえ、ガブガブ飲めば3リットルはほしい。次からは水の量を増やそう。
朝つくと、がんがん漕いでいる同期が先に来ていた。いままでレンタルして漕いでいたけど、自分のカヤックを購入して、それがとうとう届いた。デッキやハルの配色にいろいろ悩んでたみたいだけど、出来上がった舟を見たら、とても軽やかで似合うと思った。おめでとう。
ピカピカの舟の進水式も見たかったけど、とりあえず舟を出す。網代崎には波がない。心置きなく大崎を目指せる。
静かな網代崎が続く日々 |
かすかな南からの追い風も、漕ぎ始めれば無風状態。 荒崎を過ぎ、長者を過ぎ、何度も水につかりながらまったいらな海を漕ぐ。大崎についた頃は大潮の干潮で、崖の下の浅い海は何人かの人が膝上くらいまで浸かって歩いている。何を採っているかはしらず。
大崎でも長者でも波はない。舟を南に戻して漕ぎ出す。だんだん南風が吹き始めた中、葉山をすぎ、長者を過ぎ、佐島にきて砂浜の浅い海で水にたくさんつかっていい気持ち。
佐島のきらきら |
2017年7月2日日曜日
20170702 梅雨のもやもや
昨日までの風もおちつき、今日は晴れ間も期待できてしかも波が残っているかもしれない。今日が本番と朝から始発で動く。
今日は定刻組もクラブの人たちも多くて舟が出払う。自分のはあまり誰も乗らないから、それでも気にせず使えるのはありがたい。
朝、最も新顔の後輩と一緒に舟を出してサーフポイントを探すけど、波があんまりない。期待したほどの波は残ってなかった。それでも、いじましく探して風波がザブザブしているところに来たら後輩が沈脱した。レスキューに入るけど、自分が人を連れてこれるレベルじゃないなと実感。たまたまゆっくり沈脱していられる場所だったけど、風向きを意識しておくべきだった。判断が甘い。
定刻組と合流した後は無理せずのんびり漕ぐ。それでもこの日はいくつかもやもやするイベントが他にもあった。
海況のよいベタナギの晴れ間でも、なかなかすっきり漕げない日というのはあるもんだな。来週はピシッと姿勢を正して漕ごう。
今日は定刻組もクラブの人たちも多くて舟が出払う。自分のはあまり誰も乗らないから、それでも気にせず使えるのはありがたい。
朝、最も新顔の後輩と一緒に舟を出してサーフポイントを探すけど、波があんまりない。期待したほどの波は残ってなかった。それでも、いじましく探して風波がザブザブしているところに来たら後輩が沈脱した。レスキューに入るけど、自分が人を連れてこれるレベルじゃないなと実感。たまたまゆっくり沈脱していられる場所だったけど、風向きを意識しておくべきだった。判断が甘い。
定刻組と合流した後は無理せずのんびり漕ぐ。それでもこの日はいくつかもやもやするイベントが他にもあった。
海況のよいベタナギの晴れ間でも、なかなかすっきり漕げない日というのはあるもんだな。来週はピシッと姿勢を正して漕ごう。
2017年7月1日土曜日
20170701 強さ
土曜は曇り空で雨もぱらつく予報。それでも、湾内限定でツアーをやるというので一緒に漕ぐ。参加される常連さんのグループだけど、この一年なんども予約をいれてくれていたのに、いつも開催日の天気が良くなく、すべてキャンセルになっていた。今回も強風波浪注意報まで出て中止は当然かと思ってた。
ところがとうとう我慢しきれなくなったのか、湾内限定でもやってほしいと開催の運び。それならと一緒に漕ぎに朝からでかける。
朝ついてみると雲は薄く、晴れ間がのぞくタイミングもあって蒸し暑い。のんびり準備をしていると汗をかく。距離は漕げなくとも潮につかって遊べばいいな。
支度がすんで久しぶりのカヤックでういたら、皆リラックして笑顔になる。南寄りの風が吹く中、ヨットの間を抜け、網代崎が近づくと、うさぎが飛ぶ海が目の前に広がる。強風注意報が出ているわりにはまだ大丈夫な風だけど、もちろんここからは進まない。
それでも、安全な範囲で少し海の力を感じてもらおうということなのか、大先輩が網代崎から北側の堤防に向けて渡りましょうと進みだした。カヤックが初めての人もいるグループなのに、うまく一かたまりになって網代崎の風裏から追い風で堤防に向かって渡る。
波も大きくなって、追い波、追い風で進む。このグループの人たちのメンタルはとても強い。もちろん、漕ぐ筋力での速度差はあるけど、きちんとまとまって、シーカヤック初めてなのに追い波に乗ろうと漕ぐ人もいて、びくともせずに湾を渡りきり、向きを変えて向かい風を漕ぎ上がって湾内に戻った。
それでお昼を食べたのだけど、カヤック初めての人二人が午後はレスキューの練習をしたいと言い出した。午前中の少し荒れた海をみて、自分が沈をした時に思いを巡らし、その対処を学ぶ必要があると即座に肯定的に声に出した。いい人たちだ。
このグループの人たちはみんなそういうところがあると思う。自分の状況を冷静に分析して、足らないものをすぐに吸収しようとする、自立した気持ちのいい人たち。
それだからこそ、カヤックの神様もカヤックの引き出しを広げようと、こういう天気を選んでこの一年間メッセージを送り続けてきたんじゃないかな。
午後は馬乗りレスキューやロングロールの練習をみんなでやって、湾内に水の音と笑い声を絶やさずに過ごし、みんなスブ濡れで楽しんで舟を上げた。面白かった。
ところがとうとう我慢しきれなくなったのか、湾内限定でもやってほしいと開催の運び。それならと一緒に漕ぎに朝からでかける。
朝ついてみると雲は薄く、晴れ間がのぞくタイミングもあって蒸し暑い。のんびり準備をしていると汗をかく。距離は漕げなくとも潮につかって遊べばいいな。
支度がすんで久しぶりのカヤックでういたら、皆リラックして笑顔になる。南寄りの風が吹く中、ヨットの間を抜け、網代崎が近づくと、うさぎが飛ぶ海が目の前に広がる。強風注意報が出ているわりにはまだ大丈夫な風だけど、もちろんここからは進まない。
それでも、安全な範囲で少し海の力を感じてもらおうということなのか、大先輩が網代崎から北側の堤防に向けて渡りましょうと進みだした。カヤックが初めての人もいるグループなのに、うまく一かたまりになって網代崎の風裏から追い風で堤防に向かって渡る。
波も大きくなって、追い波、追い風で進む。このグループの人たちのメンタルはとても強い。もちろん、漕ぐ筋力での速度差はあるけど、きちんとまとまって、シーカヤック初めてなのに追い波に乗ろうと漕ぐ人もいて、びくともせずに湾を渡りきり、向きを変えて向かい風を漕ぎ上がって湾内に戻った。
それでお昼を食べたのだけど、カヤック初めての人二人が午後はレスキューの練習をしたいと言い出した。午前中の少し荒れた海をみて、自分が沈をした時に思いを巡らし、その対処を学ぶ必要があると即座に肯定的に声に出した。いい人たちだ。
このグループの人たちはみんなそういうところがあると思う。自分の状況を冷静に分析して、足らないものをすぐに吸収しようとする、自立した気持ちのいい人たち。
それだからこそ、カヤックの神様もカヤックの引き出しを広げようと、こういう天気を選んでこの一年間メッセージを送り続けてきたんじゃないかな。
午後は馬乗りレスキューやロングロールの練習をみんなでやって、湾内に水の音と笑い声を絶やさずに過ごし、みんなスブ濡れで楽しんで舟を上げた。面白かった。
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