小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2017年7月30日日曜日

20170729・30 レスキュー練習会

台風が東の方からやってきて、関東の南に居座っている週末。土日ともに相模湾の予報はうねりを伴った2.5mの波。久しぶりに波に乗れるかもしれない。
日曜はカヤッククラブのレスキュー練習会がある。だから引き算で土曜にフリー漕ぎ。

土曜、距離を漕ぐつもりはないのでゆっくりと家で食事をしてでかける。小潮の満潮すぎから干潮過ぎまで漕いだ。大先輩のツアーもキャンセルになったので、クラブについても人はいない。一人で支度をして舟を出す。

網代崎にうねりは入っているが、2.5mという感じはしない。北に舟を向け、幾つかのサーフポイントを見回る。まず、三戸浜の北側、黒崎の鼻との間のサーフポイントにSUPが二人いる。離れて一本乗ると、戻る時に SUP から手振りでもっと離れるよう言われたので、それならと思って、もう一本乗ってからさらに北に進む。

佃嵐崎では波の様子を確認だけ。ここでは乗らない。時たま目印の岩より沖から立ち上がるけど、だいたいは弱い。まあ満潮だしね。細い入江には素潜りの人がいてなにか観察してた。

舟を南に返し、網代崎を通り過ぎ、諸磯までいく。諸磯のなかはがちゃがちゃしてて、三角波のジッパーラインで遊ぶ。そのあと岩場を抜け開けたところで一休みしていたら、SUPの集団が見えた。その集団を遠巻きに回って諸磯のサーフポイントまで戻ると、ここ一のセットが入ってきたので乗る。何度か乗っていたら、バウが潜ってスペアパドルがコードから抜けた。潮時かなと、諸磯の浜でつけなおして、昼ごはんを食べてまた見回りを続けに北に戻る。

網代崎を越えていつものサーフポイントに行くと、他のクラブメンバーがやってきた。NZ好きの先輩、がんがん漕いでる同期、ミニオンズっぽい後輩だ。すでにSUPの波乗りが一人いて、何度かあったことがある人だけど、話したことがなかった。無言のまま、お互いプレッシャーをかけないよう気を遣って乗り出すと、潮が下がってきた時間帯で、わりと乗りやすいのがばんばん。

カヤックはまっすぐ走るので、一つの波に何人かで乗って、おしりとおしりをコツンとぶつけて挨拶する。楽しい。このあとずっと近場で乗って、波が落ちてきたのでSUPの人と挨拶して帰った。はじめて喋った。


日が明けて日曜。クラブレスキュー練習会の前に波乗りできたらと始発で動く。土曜と同じような潮回り。声の大きい後輩と一緒に漕ぎ出して、網代崎を見ると同じくらいか気持ちうねりがはっきりしてた。

昨日にならって諸磯に行く。きのうのここ一番みたいな波がバンバン入る。潮も高いから、目印の岩より先のところからでも十分安全に乗れる。ここで何度か乗って、後輩が沈脱したので潮時と思ってクラブに戻った。

レスキュー練習会は、午前はロール以外のレスキューをやって、午後はロール練習。できる人もできない人も、一日水につかって頑張った。がんがん漕いでいる同期は、安全にもとても気を遣っていて、他の人にもちゃんとやろうよと旗を振ってくれる。

レスキューの練習はこの日だけじゃないので、僕も日々、行き会ったメンバーと一緒に練習を習慣にしてこまめに積み上げて、安全に楽しんでいきたい。気持ちを引き締めるとてもいい機会だし、10名を超えるメンバーが集まるそういうクラブでよかった。

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