久しぶりに漕げる週末の土曜、中潮。午前中は北東よりの風が強めの予報。行ける範囲で距離を漕げたらと三浦に。
クラブに向かって歩く途中の急な坂道、緑のシットオンカヤックを載せた車が後ろから降りてきた。小網代の中にはカヤックを出せる場所はないと思うのだけど、どこから出すのだろう。
クラブにつくと、バイク乗りの後輩が朝マズメを狙って舟を出していった。他にはいま来たばかりというNZ好きの先輩もいて、一緒に支度をして二人で舟をだした。
シルバーウィークには何人かのメンバーで連れ立って北海道に一週間ほどキャンプツーリングに出かけていた。この先輩もそのうちの一人。カヤックを積んだ車で台風を避けながら北海道をあちこち移動して、東に西に漕いできたという。
その話を聞きながら堤防まで行く。思ったよりも北風がある。網代崎のうねりはないけど、北からの風浪がそれなりにぱちゃぱちゃしてる。
横瀬島までいけますかねと話しながら舟を南に向ける。諸磯まではぱちゃぱちゃ波、中もそんなにがちゃがちゃしていない。三崎の堤防にむけてはゆさゆさした波だけど、堤防を回り込むと落ち着く。どこもデッキにかぶるほどの波はない。ペースの早い先輩を追いかけながら、水の手応えを楽しんでいたら安房崎についた。
宮川湾を見渡して剣崎まで目をやると、たまの白波が目につく。北東よりの風の東成分が強く出て、向かい風に感じる。もう秋の風で、薄い雲の下に鈍い海が刺々しい。
北海道でだいぶ揉まれたらしい先輩だったら行けると思うけど、自分がびびってこの辺で勘弁してもらう。引き返す。風は落ちる方向だけど、なんだか臆病スイッチがはいってたなと思う。
またさかさか漕いで網代崎を回って湾内にもどると、大先輩の定刻組がでてきた。くっついて漕いでまた諸磯を抜け、その先でお昼ごはん。
定刻組についていたメンバーの何人かが少し漕ぎ足りないというので、定刻組から分かれて荒崎まで行くことに。お昼を早めに切り上げて大先輩に挨拶して先に船を出す。そういう体になってきた人が増えて嬉しい。
東寄りの風もあるので、少し岸寄りを目指して黒崎をかすめ、向かい風を漕いで行く。風は大したことはない。長浜の沖を漕いでいると、視界の先に緑の舟がひっくり返るのが見えたと一人がいった。みんなで見ながら漕いでいても、なかなか戻る気配がない。ちょっとおかしいなと、みんなで見に行く。
NZ好きの先輩がダッシュをかます。はやい。少しずつ離される。水もあたたかいし、普通に漕いでついても間に合うとは思っていたはずだけど、まずは全力で確認にいく姿勢が勉強になった。
近づくと、シットオンが浮いていて、そこに足だけ乗っている。床に寝っ転がってベッドに足を上げている感じ。近づくと足を外して普通に浮いた。声をかけると、いろいろやったけど戻れなくて、10分くらい浮いているそうだ。上半身からではのぼれなくて、足からやればPFDの浮力で登りやすいと思ったのかもしれない。勝手な想像だけど、足だけ載せてる理由が他に思いつかなかった。
舟を押さえてみたけど、自力では上がれない。バタ足をしてとお願いしてもできないかやらないか、腕の力だけであがろうして失敗する。また足からあがろうとして、PFDの浮力はあるけど頭は沈んでブクブクしてる。しょうがないから、もう一人の舟で挟んでやってようやく這い上がった。
大丈夫ですかと聞くと、大丈夫ですというのでそれで別れた。舟を出したという和田長浜までは300mくらいか。舟は漁具の浮きにロープで結んでいた。褒められた話ではないけれど、沈している間に沖に流されなくて良かったと思う。
僕らは一息ついでに一旦佃嵐崎にあがり、そのカヤックをしばらく見ていた。手を止めては少し南に流されてはいたけれど、そのうちになんとか浜に近づいたので安心した。またみんなで舟を出し、その後は平和に荒崎まで行って帰って舟を上げた。
シットオンをレスキューしたのは初めてだけど、普通のシーカヤックよりデッキの高さがあるから、再乗艇するのが大変そうだなと思った。助けるときに、自分も沈してやらせて貰えば良かったかな。あと、本人の「大丈夫」は信用しちゃいけないな。浜に近づくまでは一緒に漕げば良かったと思う。
それにしても、海に浮いたカヤックに足が2本乗っているのを思い出すと少し笑えるし、笑い事ですんで良かった。
2017年9月30日土曜日
2017年9月9日土曜日
20170909 雨崎
土曜日、中潮。風の予報は、北東から南東にかわるけど、全般的に東寄りの風でそんなに強くない。波もなさそう。距離日和。新しいパドルで一日三浦を漕ぐつもりで三浦に。
始発近くで動き出してクラブハウスにつくと、タコ好きの先輩が舟を出していた。朝マズメを狙っての釣りだ。どこかの遠征に自艇を預けて、それがなかなかまだ帰ってこない。クラブ艇で最近漕いでいる。
最近入ったバイク乗りの後輩は、前日から泊まりでいた。さらに土曜も泊まって、二泊三日で週末両方漕ぐ予定だ。冬に向けての服装の話をちょっとした。パドルもPFDも借りれるけど服は買わないとね。
その後輩と一緒に支度をして舟をだす。静かな湾を漕いで堤防まででると網代崎もひたひた。どこを見ても波はない。距離確定。
北の逗子か、南の剣崎を回って雨崎か。
北に行けば風裏だからこのままの海だろう。安心していける。南は城ヶ島を回ると向かい風になるし、東京湾のフェッチがあるから宮川湾は気持ちチャプチャプしてるかもしれない。後輩はこのまま近場で少し漕いで大先輩の定刻組に合流する予定。なので漕ぐのは一人。
南決定。剣崎を回って雨崎まで行こう。
お互い気をつけてと声をかけて後輩とわかれ、諸磯の岩場の切れ目をめざす。諸磯の中は思ったよりもいかつく荒れていて、西からのうねりっけが岩を叩いてた。楽しい。ガチャガチャした中だけど、一本長く乗って舟をすすめる。
長津呂崎の中は静か。岩の間を抜けていく。ふと後ろを見たら、SUPのグループが同じ方向に向けて漕いできている。中に一人、グループから抜け出してぐんぐんくるSUPがいたので、僕も一所懸命漕いだ。馬の背手前で並ばれ、そのあと安房崎につくまでどんどん離された。早いなあ。SUPは先に安房崎で折り返し、すれ違うとグングン離れていった。
しょんぼりしながら安房崎の先を見ると、西からうねりっ気の上を東からのチャプチャプした風浪が荒らしてる感じ。風も涼しくてちょうどいい。毘沙門沖の灯標でレンジを決めてのんびり漕ぐ。灯標の周りも崩れ波はない。西からのうねりっ気で、横瀬島では一本乗れた。
毘沙門のテントは大賑わい。進んで剣崎の灯台を回って東京湾に入るとさらに人っ気が増える。雨崎も大賑わい。舟をあげることなく引き返す。
帰りは岸ベタで、できるだけ岩のそばを通って進む。波が残っていたら横瀬島で遊んでお昼ごはんを食べようと楽しみしておいたのに、うねりっ気は消えてしまっていた。しょんぼりして盗人刈りを目指す。
静かな盗人刈りを眺めたらルーチンを終えた感じ。安房崎にとりついて諸磯までたんたんと帰り道。黒鯛込によると大先輩がいたので合流して諸磯を抜ける。そこからはまた荒崎まで往復して舟を上げた。
新しいパドルは体が楽。そのままもう一回同じコースを行けそうなくらい疲れが少ない。これを普段使いしていたら体がだめになる。スペアにしよう。
来週、再来週の週末は漕げないから、その前に良い天気のときにちょっと距離を漕げて良かった。
始発近くで動き出してクラブハウスにつくと、タコ好きの先輩が舟を出していた。朝マズメを狙っての釣りだ。どこかの遠征に自艇を預けて、それがなかなかまだ帰ってこない。クラブ艇で最近漕いでいる。
最近入ったバイク乗りの後輩は、前日から泊まりでいた。さらに土曜も泊まって、二泊三日で週末両方漕ぐ予定だ。冬に向けての服装の話をちょっとした。パドルもPFDも借りれるけど服は買わないとね。
その後輩と一緒に支度をして舟をだす。静かな湾を漕いで堤防まででると網代崎もひたひた。どこを見ても波はない。距離確定。
北の逗子か、南の剣崎を回って雨崎か。
北に行けば風裏だからこのままの海だろう。安心していける。南は城ヶ島を回ると向かい風になるし、東京湾のフェッチがあるから宮川湾は気持ちチャプチャプしてるかもしれない。後輩はこのまま近場で少し漕いで大先輩の定刻組に合流する予定。なので漕ぐのは一人。
南決定。剣崎を回って雨崎まで行こう。
お互い気をつけてと声をかけて後輩とわかれ、諸磯の岩場の切れ目をめざす。諸磯の中は思ったよりもいかつく荒れていて、西からのうねりっけが岩を叩いてた。楽しい。ガチャガチャした中だけど、一本長く乗って舟をすすめる。
長津呂崎の中は静か。岩の間を抜けていく。ふと後ろを見たら、SUPのグループが同じ方向に向けて漕いできている。中に一人、グループから抜け出してぐんぐんくるSUPがいたので、僕も一所懸命漕いだ。馬の背手前で並ばれ、そのあと安房崎につくまでどんどん離された。早いなあ。SUPは先に安房崎で折り返し、すれ違うとグングン離れていった。
しょんぼりしながら安房崎の先を見ると、西からうねりっ気の上を東からのチャプチャプした風浪が荒らしてる感じ。風も涼しくてちょうどいい。毘沙門沖の灯標でレンジを決めてのんびり漕ぐ。灯標の周りも崩れ波はない。西からのうねりっ気で、横瀬島では一本乗れた。
毘沙門のテントは大賑わい。進んで剣崎の灯台を回って東京湾に入るとさらに人っ気が増える。雨崎も大賑わい。舟をあげることなく引き返す。
帰りは岸ベタで、できるだけ岩のそばを通って進む。波が残っていたら横瀬島で遊んでお昼ごはんを食べようと楽しみしておいたのに、うねりっ気は消えてしまっていた。しょんぼりして盗人刈りを目指す。
静かな盗人刈りを眺めたらルーチンを終えた感じ。安房崎にとりついて諸磯までたんたんと帰り道。黒鯛込によると大先輩がいたので合流して諸磯を抜ける。そこからはまた荒崎まで往復して舟を上げた。
新しいパドルは体が楽。そのままもう一回同じコースを行けそうなくらい疲れが少ない。これを普段使いしていたら体がだめになる。スペアにしよう。
来週、再来週の週末は漕げないから、その前に良い天気のときにちょっと距離を漕げて良かった。
2017年9月7日木曜日
20170907 フロート遊び
お休みをとれたので小網代に漕ぎにきた。予報では午後一から南寄りの風が強まりそうな予報だったけど、実際は剣崎で一番吹いても8m/sくらいまでだったから、結局漕ぎ日和だった。とはいえ予報を気にして遠出はせずに、大潮の干潮前後で四時間くらいを近場で漕いだ。
網代崎がゆっくりと、でも広く崩れていたので、お昼までは波乗り。思ったよりも乗れた。平日なのに、SUPの人も二人きてた。少し離れて気をつけて乗った。
干潮すぎて波が落ちてきたので、持ってきていたフロートでセルフレスキュー練習することにした。小網代の干潟まで戻り、足のつくところでカヤックから降りてスターンハッチに水を入れる。
9/3 には琵琶湖で夜通し漂流したカヤッカーがいた。救助された時にはハッチが浸水していた。新潟から佐渡にこの夏渡ったカヤッカーも、途中でスターンに浸水した。Jogoさんの事例研究でもハッチの浸水だった。身内でも、何回かハッチが浸水したのを見ている。
ハッチが浸水した場合のセルフレスキューを大先輩から聞いたことがあったので、試してみる気持ちが高まる。こういう日はちょうどいい。
僕の使っているカヤックはデイハッチがあるので、スターンハッチだけの浸水ではカヤックは立たなかった。それでもスターンハッチから水がざぶざぶ入るくらいには喫水が下がる。
スターンハッチから水の中にパドルフロートを入れたら吹いてふくらませる。もう一つ入れて膨らませたら、パンパンで三つ目は入らない。隙間からビルジポンプを入れて水を抜く。30回くらいポンピングしたら、だいぶ喫水が高くなった。
馬乗りで戻ってもハッチの入り口は水に沈まない。それでコックピットの水をポンプで出した。こっちのほうが大変だった。
岸に戻ってスターンハッチのフロートを2つ抜き、残った水はビルジポンプで20回分だった。フロートを入れた後水を抜かないとどのくらいなのかも見ておけばよかった。
実際に波がある時にどうか、大先輩も懸念はあると言っていたけど引き出しには入れておこう。そもそも、デイパドリングにはデイハッチの荷物で十分だから、発泡スチロールのブロックでも買ってきてスターンとバウのハッチは潰しちゃえば安心じゃないだろうか。
網代崎がゆっくりと、でも広く崩れていたので、お昼までは波乗り。思ったよりも乗れた。平日なのに、SUPの人も二人きてた。少し離れて気をつけて乗った。
干潮すぎて波が落ちてきたので、持ってきていたフロートでセルフレスキュー練習することにした。小網代の干潟まで戻り、足のつくところでカヤックから降りてスターンハッチに水を入れる。
9/3 には琵琶湖で夜通し漂流したカヤッカーがいた。救助された時にはハッチが浸水していた。新潟から佐渡にこの夏渡ったカヤッカーも、途中でスターンに浸水した。Jogoさんの事例研究でもハッチの浸水だった。身内でも、何回かハッチが浸水したのを見ている。
ハッチが浸水した場合のセルフレスキューを大先輩から聞いたことがあったので、試してみる気持ちが高まる。こういう日はちょうどいい。
僕の使っているカヤックはデイハッチがあるので、スターンハッチだけの浸水ではカヤックは立たなかった。それでもスターンハッチから水がざぶざぶ入るくらいには喫水が下がる。
スターンハッチから水の中にパドルフロートを入れたら吹いてふくらませる。もう一つ入れて膨らませたら、パンパンで三つ目は入らない。隙間からビルジポンプを入れて水を抜く。30回くらいポンピングしたら、だいぶ喫水が高くなった。
馬乗りで戻ってもハッチの入り口は水に沈まない。それでコックピットの水をポンプで出した。こっちのほうが大変だった。
岸に戻ってスターンハッチのフロートを2つ抜き、残った水はビルジポンプで20回分だった。フロートを入れた後水を抜かないとどのくらいなのかも見ておけばよかった。
実際に波がある時にどうか、大先輩も懸念はあると言っていたけど引き出しには入れておこう。そもそも、デイパドリングにはデイハッチの荷物で十分だから、発泡スチロールのブロックでも買ってきてスターンとバウのハッチは潰しちゃえば安心じゃないだろうか。
2017年9月3日日曜日
20170903 事例研究
Jogo さんが開催されている事例研究に参加した。この日のテーマは「相模湾横断失敗報告」(過去開催の例)。カヤック誌に掲載された2004年の事例。テーマの内容はおいといて、参加して気付かされたことを書いておこう。
Blameless postmortem culture の醸成:
自分の失敗談を語りたがらない人は多い。今回テーマにとりあげられた報告は、プロの冷静な視点から詳細が書かれた稀有で貴重な報告で、このような報告を積極的におこない、またそれをポジティブに受け止める文化を作ることが必要とおっしゃった。
自分の仕事のIT分野では最近、改善サイクルを回すのに blameless postmortem culture が何につけ重要という話がよく出る。航空業界、医療など、失敗が即人命に関わるような分野では長く実践されていることで、すとんと腑に落ちる。
インプットからアウトプットへ:
また、この場で学んだ内容について他のカヤッカーに伝えてくれる人を増やしたいとおっしゃった。これも開催の目的の一つだそうだ。
学んだ事を自分の知識として活用し、自分自身の能力を上げていく。それは勿論だけど、そこから進んで自分が発信側になり、口コミでもなんでも知識やカルチャーを広めて行って欲しいのだそうだ。
この2つがかみあえば、学ぶ姿勢とその結果がコミュニティーの隅々まで行き渡る。そうして、カジュアルなパドラーからエキスパートまで、みなが安全にカヤックを楽しめる。そういうことだと思う。
そういう意味でいえば、次の2つの本はとても楽しく読めた。こういう本が出版されているという事が、文化の成熟を表していると思う。どちらも20例以上の事例報告があり、客観的な事故状況の報告と、それを防ぐための具体的な提案をそれぞれの事例ごとに行ってある。
20170903 新しいパドル
新しいパドルを買った。Gearlab の NUKAというカーボンのグリーンランドパドル。2つに分割できる。
作りかけのグリーンランドパドルを大先輩から貰って削っていたけど、あるとき運ぶ途中エスカレータに乗っていて、天井とステップで挟んで押し折って駄目にしてしまってた。
その流れでグリーンランドパドルで探してけど、このNUKAが送料込みで240ドルくらいだったから買ってみた。長さは225cm、真っ直ぐな部分が51cm。手元に届いたらすぐに使ってみたい。日曜に始発から動いて三浦に。強かった台風の風も土曜いっぱいまでで、日曜は風は穏やかな予報。中潮の干潮の前後2時間くらいを漕いだ。
舟を出して網代崎まで来ると、横幅広く崩れている。期待できるかなと近場に行くと、SUPの先輩がもう来てた。朝六時過ぎはあまり波がなかったけど、干潮に向けて少し波が上がってきたところだそうだ。確かに皆でタラリと遊ぶのにちょうどいい感じ。
新しいパドルだけど、近場まで2キロくらい漕いで来たところでは別に違和感はない。軽いし浮力があって勝手に水から上がってくるから楽だなと思う。波に入る前に少しロールしたら、これも普通に上る。ロング、ショートやったらまあ慣れた。
ダッシュも普通にいける。強く漕ぎたければ縦に深く差せばキャッチもきくし、普通に漕げる。そうしたらNZ好きの先輩が舟を出してきた。ヘルメットを被って準備したら、波の綺麗なところを上手にのって奥まで届く。SUP先輩も波を横に使ってサーファーみたい。普通のSUPやサーファーには波が小さいんだろう、今日は誰もこない。スノーケリングもいない。のびのびと遊ぶ。
ちょうど干潮になったら他のみんなもどんどん出てきた。なんでもやる先輩をはじめ、総勢10名ほどになって、それぞれお気に入りの場所を見つけてポイントのあちこちで波に揺られてる。
干潮を1時間ほど過ぎたら波も落ちた。僕は午後に用事があるので、またねとみんなに声をかけ、新しいパドルをさかさか回して舟を上げた。まあ違和感なく漕げた。次は40kmほど距離を漕いで確かめてみたい。
作りかけのグリーンランドパドルを大先輩から貰って削っていたけど、あるとき運ぶ途中エスカレータに乗っていて、天井とステップで挟んで押し折って駄目にしてしまってた。
その流れでグリーンランドパドルで探してけど、このNUKAが送料込みで240ドルくらいだったから買ってみた。長さは225cm、真っ直ぐな部分が51cm。手元に届いたらすぐに使ってみたい。日曜に始発から動いて三浦に。強かった台風の風も土曜いっぱいまでで、日曜は風は穏やかな予報。中潮の干潮の前後2時間くらいを漕いだ。
舟を出して網代崎まで来ると、横幅広く崩れている。期待できるかなと近場に行くと、SUPの先輩がもう来てた。朝六時過ぎはあまり波がなかったけど、干潮に向けて少し波が上がってきたところだそうだ。確かに皆でタラリと遊ぶのにちょうどいい感じ。
新しいパドルだけど、近場まで2キロくらい漕いで来たところでは別に違和感はない。軽いし浮力があって勝手に水から上がってくるから楽だなと思う。波に入る前に少しロールしたら、これも普通に上る。ロング、ショートやったらまあ慣れた。
ダッシュも普通にいける。強く漕ぎたければ縦に深く差せばキャッチもきくし、普通に漕げる。そうしたらNZ好きの先輩が舟を出してきた。ヘルメットを被って準備したら、波の綺麗なところを上手にのって奥まで届く。SUP先輩も波を横に使ってサーファーみたい。普通のSUPやサーファーには波が小さいんだろう、今日は誰もこない。スノーケリングもいない。のびのびと遊ぶ。
ちょうど干潮になったら他のみんなもどんどん出てきた。なんでもやる先輩をはじめ、総勢10名ほどになって、それぞれお気に入りの場所を見つけてポイントのあちこちで波に揺られてる。
干潮を1時間ほど過ぎたら波も落ちた。僕は午後に用事があるので、またねとみんなに声をかけ、新しいパドルをさかさか回して舟を上げた。まあ違和感なく漕げた。次は40kmほど距離を漕いで確かめてみたい。
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