お休みをとれたので小網代に漕ぎにきた。予報では午後一から南寄りの風が強まりそうな予報だったけど、実際は剣崎で一番吹いても8m/sくらいまでだったから、結局漕ぎ日和だった。とはいえ予報を気にして遠出はせずに、大潮の干潮前後で四時間くらいを近場で漕いだ。
網代崎がゆっくりと、でも広く崩れていたので、お昼までは波乗り。思ったよりも乗れた。平日なのに、SUPの人も二人きてた。少し離れて気をつけて乗った。
干潮すぎて波が落ちてきたので、持ってきていたフロートでセルフレスキュー練習することにした。小網代の干潟まで戻り、足のつくところでカヤックから降りてスターンハッチに水を入れる。
9/3 には琵琶湖で夜通し漂流したカヤッカーがいた。救助された時にはハッチが浸水していた。新潟から佐渡にこの夏渡ったカヤッカーも、途中でスターンに浸水した。Jogoさんの事例研究でもハッチの浸水だった。身内でも、何回かハッチが浸水したのを見ている。
ハッチが浸水した場合のセルフレスキューを大先輩から聞いたことがあったので、試してみる気持ちが高まる。こういう日はちょうどいい。
僕の使っているカヤックはデイハッチがあるので、スターンハッチだけの浸水ではカヤックは立たなかった。それでもスターンハッチから水がざぶざぶ入るくらいには喫水が下がる。
スターンハッチから水の中にパドルフロートを入れたら吹いてふくらませる。もう一つ入れて膨らませたら、パンパンで三つ目は入らない。隙間からビルジポンプを入れて水を抜く。30回くらいポンピングしたら、だいぶ喫水が高くなった。
馬乗りで戻ってもハッチの入り口は水に沈まない。それでコックピットの水をポンプで出した。こっちのほうが大変だった。
岸に戻ってスターンハッチのフロートを2つ抜き、残った水はビルジポンプで20回分だった。フロートを入れた後水を抜かないとどのくらいなのかも見ておけばよかった。
実際に波がある時にどうか、大先輩も懸念はあると言っていたけど引き出しには入れておこう。そもそも、デイパドリングにはデイハッチの荷物で十分だから、発泡スチロールのブロックでも買ってきてスターンとバウのハッチは潰しちゃえば安心じゃないだろうか。
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