小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年2月3日土曜日

20180203 スカイツリー

カヤックの先輩が声をかけてくれて、東京の運河を漕いでスカイツリー真下までいくという話に乗せてもらう。クラブ以外のカヤッカーと漕ぐのは初めてだ。マナーに気をつけよう。大先輩の顔に泥は塗れない。予報は曇りだったけど、午前中は日射しがあって暖かだった。

舟も貸してくれるという先輩の言葉に甘えて、ウェアとパドルだけを持って集合場所の小松川公園まで電車ででかける。二艇積んだ先輩の車が駐車場に入ってきて参加者が揃う。積み込みもおまかせで誠に申し訳ない。せめて、集まってからの支度は体を動かして手伝う。

参加は年季の入った人たちばかり。行程をリーダーからみんなで聞いたら、斜めになったコンクリの足場から順番に舟を出す。借りた舟は知床ラダーつき。キャンプの好きな先輩らしい。たくさん荷物がつめる。僕もこの舟好き。

進んでいくと、当然波はないし、水が冷たい。あらかじめ聞いていたとおり、周りは壁で舟をあげる場所はない。舟を出す前にしつこいくらいトイレに行っておいた。

狭くなったり少し広くなったりの水路を漕いでいく。カヤックを見つけた小さな男の子が、水路脇の歩道をカヤックに負けないように競争してくれる。そうして漕いでスカイツイリーについた。


スカイツリーを見たら、もう一つの名所の扇橋閘門を見に行こうというので、ちょっと引き返して別の水路に。扇橋についたら工事中で閘門は通れなかった。平成31年3月いっぱいまでは工事の予定だそうだ。

その近くの壁の日に当たれるところにパラパラと捕まって軽くおにぎりなど食べて小休止。それもすんで、今いる水路を真っ直ぐ東に 3km 進んで、 出発地点に戻ろう。

少し寒くなってくると、それにつれてちょっとペースを上げて体を暖める。それでも全体の形は崩れず、波のない水面をひとかたまりに動いていく。突き当りで旧中川に合流する。

まっ平らな水面を漕ぐのは眠りに入るような感覚があって気持ちいい。パドルの角度、体の動かし方、水の感触、細かいところまで気を配りながらもぼーっとしてる。波の緊張感のある楽しさと違って、アルファ波が出てリラックスしてそう。

時間があるので、扇橋閘門のかわりといってはなんだけど、荒川ロックゲートをくぐることにした。川の信号待ちをしてゲートの中に入り、1.5m の差を水のエレベータで持ち上げてもらったら、荒川に出られる。広いなあ。あとで地図を見てみたら、荒川は堰があまりなさそうだ。遡ったらどこまで行けるかな。自分の舟がきたらやってみたいと思った。



荒川覗いたらまたロックゲートをくぐって、出艇場所に戻ってゴール。後片付けをする。車であちこちソロ漕ぎする人たちは、舟を流す水をポリタンクに入れて準備してあったりと、いろいろ工夫がある。それを見れて参考になった。

そのあとは、ちょっと場所を変えてお店でみんなでお酒を飲んだ。楽しくのんでヘベレケで先に帰ったけど、ほかの人たちは都内のキャンプ場に戻って焚き火しながらまだ飲むんだそう。ちょっと広い世界に触れた気がした。

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