小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年12月15日土曜日

20181215 冬の元気

また北風が強くて遠出はできない。距離は漕げなくても、波で遊べなくても、まだ水がぬるいうちにロールを回り倒しておきたい。のんびり出発の早上がりでも、それなら楽しめるだろうと思って三浦に。小潮。ずっと濡れて北風を受けてみよう。

小網代の入江が見えるところまで道を降りてくると、大先輩の定刻組がパラパラと入江の奥を漕いでいるのが見えた。風が強いし、湾の中でじっくりと慣らしているんだろう。今日はまとまった団体で、いつも川を漕いでいる人たちの集まりなんだそうだ。

濡れ続けるつもりでいるので、一枚フリースを足して着込む。もっこもこしたけど漕ぎだしたら馴染んだ。ヨットの脇を抜けて堤防までの湾内を見回す。大先輩組は見当たらない。あれ、湾の外まで出て行ったんかな。漕げる人たちならそれもありか。

湾の中はまだ水が冷たいような気がしてまだ回らず。普通に漕いでいる分にはじっとりと汗ばんでくる。堤防を回って北を見て、よしと漕ぎだしたら俺の浜に大量のカヤックが並んでるのが見えた。

ありゃ、近いと思いながらも向かい風。合流して立ち話をする。大先輩のランチが出来上がってきたのを確認して、自分だけ佃まで漕ぎだす。おっとっと、結構吹きますな。

黒崎の鼻には人が大勢いて何かやっていた。チロチロみるのもそこそこに手を休めずに佃まで渡る。佃にはオフロードバイクでブンブン走っている人がいた。懐かしい。それで引き返す。追い風でピューっと俺の浜まで戻るとちょうど大先輩たちが船をだしてきた。

やっぱり風はまだまだ強い。すずめ島までいってみて、島の小さな水路を抜けて、それでこれ以上は進めず、かといって追い風で諸磯までいくのも危ないから、網代崎で引き返して堤防の中に戻る。

ここは風の裏になるし、日差しもでてきて穏やか。海の水は全然暖かい。そしたら、お客さんが率先して沈脱再乗艇の練習を始めた。音頭取りが声をかけて、他の人たちもどんどんひっくり返ってはよし登る。みんな簡単にやってた。最後まで渋っていたのが、ドライトップを着込んだ一番重装備の人だった。

僕も調子に乗って脱る。そして、日のあるうちに戻って船をあげた。あまり距離は漕げなかったけど、たっぷり水を感じて楽しめた。来週はクラブの忘年会か、早いなあ。

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