小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年12月23日日曜日

20181223 忘年会

この日曜日はクラブの忘年会。雨か風かやきもきしながら天気予報を見て、なんとか漕げそうなめどがついてホッとする。月曜は休みじゃなくなったので、一緒にクラブのみんなと漕いで騒いで帰れればいい。昼飯どきには雨に降られて寒かったけど、漕いでれば暖かな日曜になった。大潮

十年近くご無沙汰だった知人と前日の土曜にばったり外で会って飲みに行ってしまい、始発に起き損ねる。それでも三崎口からは始発の次のバスに乗れて得した気分。年末の大掃除の気分で自分の出し、ちょっとデッキ周りにバンジーコードをかけたりしながらのんびり支度をする。全然寒くない。

そのうちに人が一人二人と集まりだして、八時過ぎにはもう四人で一緒に出る。NZ先輩、暴走同期、おされ同期と僕。小網代の入江は少し濁っていたけれど、ヨットを抜けるとすぐに潮が澄んだ。曇って薄暗く日の光は弱いけど、ガラス瓶の色の砂ぞこがよく見える。

網代崎を見ると少しのうねりっけが幅広く立ち上がってる。あれあれと思って近場のポイントまで駆け足気分で漕いでつくと、それなりに遊べそうな波が立っている。一時間過ぎるくらい遊んだら、残りのみんなが出揃うころだからと入江まで戻る。

クラブハウスの前には何艇もカヤックが並んで支度の人があちこち動いている。クラブの人ばかりだから、めいめいで支度を済ませたら入江に浮かんで体をほぐしてる。シングルで16艇。それでまとまって漕ぎ出した。

ちょっと波があったという話をすると、スリムな先輩となんでもやる先輩が先頭きって漕いで行く。当初はみんなで城ヶ島を考えていたけれど、遊べるほどのうねりっけがあるならと、まずはポイントまでみんなで行ってみる。波はまだあった。

波で遊ぶ人と、それを少し遠巻きに見ながら浮いている人で、それはたくさんのカヤックがウロウロしている。こんな曇りの冬空の下、時折沖の方をレース艇がいくつか漕いでいったりするのをみるが、なんの物好きかとも思うけどとても楽しい。

少し波待ちが長くなったし、波に入らない人の体も冷えるし、はじめて波に入った人が脱したしで、少し動くことにする。これだけうねりっけがあるなら、城ヶ島の南岸は上陸が少し厄介だろう。カヤックをはじめたばかりの人もいるから、荒崎方面に切り替えて漕ぎ出す。

あるかないかの向かい風、灰色のぺったりした海を漕いでいく。佃嵐崎で SUP が一人いるのを確認して、荒崎までいく。橋をくぐって上がる浜にもときおり波がはいる。様子見で入ってきたオサレ同期がひっくり返され、ロールで上がる。そのすきにOakleyのお高いサングラスを落としたようだ。

少しサングラスを探すというオサレ同期とスリムな先輩をあとに残し、他の人は、まあ、無理は禁物と、公園側のほうに船をあげる。ここでお昼ご飯。陸に上がって風に吹かれると途端に寒くなる。大先輩が陸から二人の様子を見に行ったら、スノーケルマスクをつけてプカプカ浮きながら探してるそうだ。聞くだけで寒いなといっていたら、サングラスを諦めた二人が上がってきて、海の中のほうが暖かいという。気持ちはわかるけど、今は寒い。

雨も強くなるし、一気に小網代まで帰って飲み始めようと決めて、みんなでピューっと帰る。今年も一年お世話になった船を片付けて、温かい部屋で昼も早くから飲み始める。

忘年会は、今年を振り返りながら、新しくクラブに入った人、今年行ったツアー、新艇が届いたり、話のタネはいくらでもある。それであっというまに帰る時間になってしまい、散々食い散らかしたまま帰ってしまった。次泊まれるときはきちんと片付けを参加しよう。それを来年の抱負にして今年のカヤックはおしまいになりそう。

行ける人たちは忘年会のあとにもう一つ、今年の総決算サーフツアーが残っている。安全に気をつけて、また新年になったら楽しい話を聞かせてもらおう。

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