久しぶりにやってきた絶好の日和。今日距離を漕がなくていつ漕ぐのか。日差しもありながら風は弱く、うねりもない。中潮。
ここのところ、イベントごとがあったり、うねりがあったりでまとまった距離を漕いだ日がなかった。自分のメモを見返してみると、7月13日に雨崎に行ったのが最後だったから、一月半は近場で過ごしていたというわけか。どうりで体がしゃっきりしない。
馴染んできたパドルでここは一つ、距離を漕げるところを確認しておこうと、始発で動いて雨崎を目指す。
朝のクラブハウスには前漕ぎの後輩が来ていた。やはり距離を出せておらず、うずうずしていた様子。支度を終えて一緒に舟を出す。後輩は荒崎-安房崎間を往復するとのこと。後輩は北方面に行くことが多い。長者、名島あたりを良い目標にしている。堤防で再会を約して北と南に漕ぎ別れる。
朝入江を出るときに、トビウオの子供を見た。トンボより小さいくせに、水面からメダカが飛び出したかと思うといっちょ前に羽を伸ばして飛ぶ。とてもかわいい。そういう時期になりましたなあ。
今日は沖を大回り。諸磯も長津呂も横瀬島も中を通らず、沖を真っ直ぐに漕いで行く。水温もひんやりとして、日差しがあっても暑くない。ロールをせずとも快適に漕げて、水も大して減らない。スイスイと漕いで雨崎につく。
雨崎にはたくさんのテントが並び、普通の海水浴場のように賑やかだった。沖で浮かびながら折返しの休憩をしている間にも、荷物を持った人たちが一組、また一組と浜に向かって荷物をかかえて歩いてくる。まだ夏なのか、夏の終わるのを待っていた人たちか、はてさて。
追い返してサクサクと漕ぎ、黒鯛込まで戻ったところで大先輩たちに合流できた。エビ島でお昼にしてるかと思ったら、朝からすでに人が島に上がっていて駄目だったのだそうだ。良いスポットはどこも取り合いですな。
帰り道にもう一度と思ってエビ島に立ち寄ると、やっぱりまだ人がいる、と思ったら爆漕同期をはじめとしたメンバーだった。それならと大先輩達もそこに舟を上げた。
スノーケリングには良い日和でもあるけど、もうちょっと距離を出しておきたい。速くはないけど、だらだら一日中漕いでいたい。横を見るとスリムな後輩も漕ぎたそうだったので、声をかけて一緒に荒崎まで行くことにする。目指すは沖アジロ、亀城礁からの荒崎コンボ。大先輩に行ってきまーすと声をかけ漕ぎ始める。
ちょうど潮が上がってくるところ。諸磯から沖アジロの沖合、亀城礁までなんとなくどんぶらこしている。うねりはないし風もないから、これはきっと潮の波なんだろうな。中でも、佃にむかって一番強い潮波の流れがあるように感じた。
後輩においてかれないように頑張って漕いで、すずめ島まで戻ってきたら大先輩がその少し先でお茶の休憩をしていた。それに合流してお茶をいただき、あとはのんびりみんなと漕いで舟を上げた。
そういえば、道中カヤックほとんど見なかった。黒崎で一艇みたくらいか。こんなにいい日よりなのに珍しい。前漕ぎの後輩も見なかった。後で聞いたら、荒崎 - 安房崎 - また荒崎で先に上がったらしい。荒崎に二回いくのはまた酔狂な。
だいぶ暑さも和らいで、海の上にいればとても涼しい。距離を漕ぐにもキャンプにも、これからカヤックシーズン上げ調子。がんがん漕ぎたい。
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