小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年8月2日日曜日

20200802 みんなで長者

 8月に入って梅雨が開けて、風も落ち着いた予報にウキウキしてくる。これが先週だったらキャンプ日和だったのになあ。何人かと連れ立って、ちょっと距離を出したいねということで、長者まで行ってみようと決める。


正直、長者往復だとちょっと物足りないかもしれないと思ったので、朝いちで動いて早めに舟をだす。すでにいぶりがっこ好きの先輩と前漕ぎ道場主が支度をしていて、一緒に軽く沖網代にタッチして、もう少し北まで大回りで回り込んでからクラブハウスに戻って長者組と合流した。


結局長者に向かうのは、前漕ぎ主に加え、スリムな後輩と筋トレ後輩。支度を終えて一緒に漕ぎ出す。ちょっと北風の向かいの中、しっかりと荒崎に狙いを定めてじわじわと漕いでいく。


荒崎から先はちょっと気を遣う。秋谷のあたりにはいつも定置網があって、気が付くと目の前にブイが並んで、回り込む先を探して網にかかった魚の気分を味わう。今日はみんなで漕いでるし、ブイをすりぬけるようなことはしたくないので、早めに目印の旗を見つけて、網のはじを回り込む。


北に向かうにつれ、だんだんと賑やかになる海の様子を楽しみながら、長者を回り込んで北側から長者の砂嘴に上がり込んだ。今年は海の家がないながらも、こっちの海は例年の賑わいで、昼ごはんを食べながら、SUPの華やかさを味わう。


よし、昼ごはんが終わったら帰りますか。大先輩の組にも合流したいしねと、折り返して岸ぞいをさかさか漕いで、佐島のキラキラした浅瀬でまた SUP の華やかさに行き合う。ええですのう。


向かい風にもならず、ほぼ無風のおだやかな小田和湾を荒崎まで渡って暑さにまいり、日陰のどんどん引きで少し休憩した。崖の上の歩道から見下ろした子供の声に手を振った。その後はすずめ島まで漕ぎ通したら、ちょうど大先輩たちが南から帰ってきたのに合流できた。そちらは水ったれまで往復してきたのだそうだ。今日は海が良かった。


1日一緒に漕いでいた前漕ぎの主に聞くと、これで40km 弱漕いだそうだ。別に早く漕がないし、1日だらだら海の上を歩くだけならそんなに暑くもならないし、いつでも水につかればいい。大事なのは早起きしてくることだけだなあ。

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