小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2021年3月27日土曜日

20210327 桜の咲く頃に

昨日に続いて今日も良い海況の予定。小網代のうぐいすは年中鳴いているけど、春の盛りに聞くと一段と良い気がする。


クラブハウスの支度中に筋トレ後輩とNZ先輩と一緒になり、剣崎まで足を伸ばすことにした。

昨日に続き、風無く、波無く、ノタリの海。とはいえ、長津呂崎を回ったあたりで筋トレ後輩がグイグイとペースをあげ、のんびりした漕ぎから一変。

後輩は暑いとギヤが落ちるけど、向かい風で涼しい風が吹くと俄然漕ぐ。この日も北東の春の風でだらりとしてたのが、城ヶ島の南に入ってからいつものパターンだ。

そのペースで安房崎を過ぎ、剣崎を過ぎ、雨崎まで来てしまった。先輩と僕はヒーコラ言いながら着いていく。

雨崎は春の様子で、浜で密になって写真を撮り合っている幾人かがいた。パドルの手は休めず、遠巻きに沖から横目でチラチラ見ながらの帰り道。

東京湾からの帰り道、ここまでは漕ぎっぱなしで、何かしら腹にも入れないとね、ということで、赤羽根海岸近くの小さな洞窟をくぐった浜にあがった。そして、後輩はコロッケパンを鳶に引っ掛けられる。手には傷がつかなかったので、良しとしよう。

気を取り直して帰り道、網代崎を見たところで大先輩たちが北から帰ってきたのが見えた。湾に入って合流し、入り江の奥の桜を一通り見回ってのんびり舟を上げた。

人がいっぱいの満開の桜が懐かしい。花が咲くだけじゃ気分がしない。きれいだねーと、お互い喜び合う人の集まりが花見なんだなと思う。桜は毎年きれいに咲いてくれるから、人の踏ん張りと知恵であともうちょっと。その時が楽しみ。

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