小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2021年12月11日土曜日

20211211 この日に漕がなかったら

 

風なし、天気よし。この日に漕がなかったら一日うだうだ後悔すると思う。大先輩は知り合いと西の方に遠足に行っている。

そそくさとでかけて支度する。久しぶりに北に足を延ばそうかなと入江に舟を浮かべたら、名前を呼ばれた。どこだろうと見回すけど見つからず、こっちでーすとまた声がしてやっとわかった。

いぶりがっこ先輩と海慣れした後輩が一緒に歩いてた。南に行くと言う。昼頃に合流するかもー、と伝えて漕ぎはじめる。

海は朝から賑やかだ。手こぎの釣りボート、釣りのカヤック、遊漁船、モーターを外付けしたサップまでいる。座ってダブルブレードで漕いでる。

波はないし風はないし、そりゃみんな来るよねー。

調子に乗ってビュンビュン飛ばす。小田和湾を越えて立石に舳先を向けたとき、潮に乗ってる分GPSの速度が増し増しになってる。あまり行くと、潮を上り返すのが面倒だなあと思い始め、小田和湾の入り口でさっさと折り返した。

三戸浜の沖ではサーフ好きの先輩と久しぶりにすれ違い、プカプカ浮きながら世間話をした。最近は朝だけが多くて、今日は珍しく城ヶ島まで行ってきたそうだ。今日はいい日だもんね。

また南に向かう。結構話してたから、いぶりがっこ先輩達にはかなり先行されてるかな。諸磯を抜けて、釜根のあたりで、前方長津呂にカヤックが見えた。

追いつくと、レジェンド先輩とスリムな先輩。少しうねりのある中でマイクロプラスチックゴミを減らそうと、あちこち見つけては拾いながらのんびり漕いでる。

更に前には、オサレな後輩、海慣れした後輩、いぶりがっこ先輩の三人が馬の背手前に見えた。

示し合わせた訳ではないけど、総勢6人。集まって城ヶ島の赤羽根海岸に舟を上げた。ちょうど正午のチャイムを聞く。ここでのんびりと昼飯を楽しんだ。

写真はスリムな先輩から拝借

膨らんだ腹でまたみんな海の上に。のんびり帰ろうと思ったけど、諸磯でちょっと波に遊んでもらい、予期せず何度も水浴びする。日が短くなり、そろそろ日陰だと少し寒い。さっさと漕いで入江に滑り込み、明るいうちに舟を上げた。

さらにもうひとり、カッチリした後輩が出ていて、赤羽根目指すと出艇簿に合ったのだけど、帰り道どこにもいなかった。あれれと思って片付けてるうちに帰ってきて、話を聞くと馬の背まで行って、そこまでが赤羽根と勘違いしてて引き返した由。その穴の間岩をくるりと回り込めば僕らが見えたのに、惜しかった。これで場所をもう忘れないと言っていた。

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