ここんとこ、WFK のゴリラと海燕がよく入ってくる。それも中が黒いカーボン。どちらも細身で軽い漕ぎ味でとても人気だ。その海燕が二艇、艇庫から抜けている。今日は大先輩の房総ツアーの日。なるほどなるほど。潮をたっぷり浴びてくるんだろう。
そんなことを考えながら、自分の薄い舟を引き出して支度をする。テントなどの荷物を簡単に積んで出発。一段と水が近い気がするけれど、コックピットはギリギリセーフ。
まだ北風がある午前中。堤防を回って俺の浜まで来たら、カヤックが一艇とその横に足を空に組んでゴロンと寝転んでいる風待の先客がいた。
考えは皆一緒ですな。舳先を返して風浪を後ろから受けながら諸磯の浜まで漕いで舟を上げる。雨が降っているつもりになって、できるだけ荷物が濡れないようにとタープとテントを張った。
まあ、なんとかなりそうかなと気が済んだので、正午のチャイムで荷物を畳んで寄り道をしながら帰る。
諸磯の灯台の入江では定番のカヤックグループが舟を上げている。それを過ぎて俺の浜までくると、別の何艇かのグループがちょうど漕ぎ出すところだった。挨拶しながら沖に出ていくのを見送り、ちょっと潮を浴びてから空っぽの浜に上がった。
水温はだいぶ上がったけど、濡れた服で風に吹かれるとまだちょっと寒い。風は落ちてきているけど、温かいお茶を飲もうと湯を沸かしていたら、隣の浜からまた別のカヤックグループが歩いてきた。
帰る時間になったので、さっと堤防を周り、入江の奥でまたたっぷりと水を浴びて、それで気が済んだ。湾内では、SUPガイドにつれられて透明なカヤックも出ていた。今日はあちこちでカヤックを見て、いよいよ皆さんシーズン・インな感じ。夏がくるなあ。
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