木の分割パドルを途中で拾ってクラブハウスに行く。前漕ぎ道場の二人組が先に支度をして出ていった。同業の二人は、支度の間も仕事のような話をして難しい顔をしていた。大変だ。
そんな二人を見送ったらクラブハウスの外に腰掛けて、パドルを紐で縛り上げて組んだ。その間、北風が随分吹いている。
レンタルの知床を出して準備完了。キング先輩に舟を持ってもらって入江に浮かぶ。やっぱり結構風が抜けている。先に外の様子でも見てこようかとヨットの横に滑り込んだら、出艇簿に記入してないのに気がついて引き返す。いけないいけない。
そしたらツアー組の支度も終わっていたので、みんなについて漕ぐことにした。網代崎を過ぎると割とドンブラしていて、長津呂崎まではどんどん舟が進む。潮も追いで流れてたようだ。ゲストさんもスイスイと、先頭にくっついてどんどん漕ぐので、向かい風の中あっという間に安房崎まできてしまった。
宮川から先を見渡すと、ここから先は行かないが吉。折り返して赤羽根海岸で昼に上がる。ゲストさんは前にここまで来たことがあるらしく、今回は距離を伸ばしたかったみたいだけど、海況次第だからまた今度。
ゲストさんの帰りの都合にあわせて、俺の浜でのコーヒータイムはやらず、かわりに昼の時間をゆっくりと過ごす。ここは日が出ると暖かい。風も落ちてきて海がだいぶ凪いだ。
長めの昼を終えたら、充電した体でまたサクサクと漕いで油壺によりみち。浮いたまま少ししたらまたサクサクと漕いで小網代の入江に船を上げた。
ゲストさんは本当にいいペースでこいで、常に先の方にいた。次はぜひ、横瀬島まで行ける海況のときに来てほしい。
いよいよ来週からGWツアー。その前の良い漕ぎになった。
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