毎年の年始イベント、三浦七福神をカヤックで巡るツアー。三浦のカヤッカーの安全を祈念するべく出かける。この日のために集めておいたお賽銭も7つの袋に小分けにして準備万端。僕は去年は行けなかったんだよなー。何していたか覚えておらず。
大先輩の車に集まってそのままクラブハウスに。大先輩を入れて総勢八人となった。車にカヤックを積んで支度が終わったら、まずはお膝元の白髭神社にお参りをして、そそくさと車中に。
車で次に向かうのは妙音時。二年前に来た時にはお堂の工事をしていたけど、それも終わって立派なお堂にお賽銭をいれて、ここはお寺なので一礼合掌。柏手は打たない。これ二つおわっていよいよ海に出れる。菊名海岸では凧揚げをしている家族連れがたくさんいて、その間をすり抜けて舟を波打ち際に運ぶ。やっと浮かんだ!
三つ目は円福寺。思ったよりも吹いている北東風に煽られて軽く波が入る波打ち際に気をつけながら舟をあげる。ふと大先輩がイケメン後輩に「年配のメンバーもいるから、上がる時サポートしてあげてね」と声をかけていた。あと10年したら僕もこの後輩にお世話になるのかな。頼りにしてます。
時間的な問題なのか、円福寺ではよくランニングの格好をしたグループとすれ違う。きっと走って七福神を回るのだろう。移動手段は違うけど、同じ目的の同士。お互いご安全にと心でつぶやいてすれ違う。
ここを出るとしばらく海の上。北東からの波と風に快く揺られながら雨崎、剱崎と回っていく。剱崎を回ると風裏になって海況がぐんと落ち着くのが冬のカヤックらしい。風浪が消えてゆっくりしたうねりに変わった中をのんびり漕いで横瀬島の向かいの浜に上がる。ここで毘沙門堂にお参り。四つ目終了。
浜に戻って日に当たりながらお昼ご飯を食べる。ペース的にはギリギリな感じなのでちょっと慌ただしいご飯になった。次の区間は横瀬島から海外町。宮川湾を渡り、安房崎にとりついた。これで初めて三浦海岸から小網代がつながったメンバーもいて目出たい。城ヶ島の南岸を過ぎて長津呂崎を回るとさらに波が落ちた。暖かな日差しにいい気持ちで漕いで釜根を過ぎ、三崎の堤防を回り込んで海外町の浜に滑り込んだ。
だいぶ日が下がってきて、正直最後の黒崎までは難しいか。ともあれ五つ目の見桃寺に行ってみるけれど、閉まっていて「御朱印は海南神社まで」と張り紙がある。残念に思いながら海南神社で六つ目のお参り。