小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2025年1月5日日曜日

20250105 剱崎まで

 新年の初漕ぎにクラブハウスに集まる。午後は南西の風が上がりそうなので、早めにざっと漕いで帰ってこよう。先にクラブに着いたので、白髭神社に簡単にお参りをして、昨年無事に安全に漕がせてもらってお礼をいう。

この前、波に押されて舟を岩場にだいぶこすったので、念入りにハルを確認して支度をする。そうこうしているうちに地元生まれの先輩と、手広くやってる後輩、ガンガン漕ぐ後輩、筋トレ後輩と、続々と人がやってきた。

地元の先輩は早上がりというのでご一緒できなかったけど、残りの四人で入江に浮かんで南を目指す。

筋トレ後輩は数日前に新年早々雨崎まで結構なペースで往復済み。そのリハビリもあって、淡々としたペースで網代崎を周り、諸磯を抜け、良い海況の中横瀬島を過ぎたあたりまでやってきた。手広い後輩とガンガン後輩が後ろに離れてついていると思っていたら、手広い後輩がすぐそばまで追いついて「どこまでいったら剱崎ですか?もう見えてますよ、ここでいいんじゃないでしょうか」と聞いてきた。あの距離を一気に詰める元気があればまだまだ漕げますよ。「灯台の下の水路で上がって休憩してから折り返しましょう」と答えて漕ぎ進み、その水路に静かに滑り込んだ。

どこで舟を上げようか思案どころで、潮が高くてどこも深い。ツルツル滑る岩場になんとか舟をあげ、水路の反対にある祠に新年の挨拶をする。ここでお腹も一旦満たしてこれからは帰路。水路から出るところでちょうど正午のサイレンが鳴った。

帰りは風も完全に落ちて、ほぼ無風で安房崎を目指す。時折り左頬に微風を感じては、風が上がり出したかとソワソワしながらパドルを回す。ガンガン後輩は往路は少しペースを抑え気味に遅れて漕いでくるのだけど、帰り道になると残り距離がわかるのか途端にペースが上がる。ガンガンとトップで漕いで安房崎、そして洞門を過ぎるあたりでブーマーにつかまりそうになって「ひゃーっ」と声を上げる。コース取り大事。

予定どおり午後1時には諸磯に戻り、灯台の浜に舟をあげて本休憩。芝生に寝転びながら先日の漕ぎの話をしていたら、北から一艇、カヤックが諸磯に入ってきた。手をあげて迎え入れると、海燕シスターズが二人とも揃った。手広い後輩となんだか茶道具の話など、高尚な話をしている。その高尚な後輩は初漕ぎに来て、ちょろっと漕げれば良いのだという。それで五人になって小網代の入江に一緒に戻り、まだ明るいうちにと思って舟をあげたけど、クラブハウスの周りは低い太陽に日陰になって、冬のカヤックはやっぱり陸の上が一番寒い。ポカポカの海の上にまた今年も元気に漕ぎ出そう。

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