小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年3月12日土曜日

20160312 貝拾い

久しぶりの土曜に三浦に。春の薄霞に時々晴れ間が覗く。それでも寒気が来ていて冷え込みはつらい。風は午後から東に寄って少し落ちる予報だったけど、結局北東の風が強く吹き続けた気がする。

隙あらば距離を漕ぎたいのだけど、風の様子を見るとそうもいかない。うねりもなくサーフも期待薄。なので、指輪に使う貝殻を探そうと思った。




先輩方と一緒に漕ぎ出す。まずは荒崎まで。途中ちょっとの波にも反応してサーフをしようとする。浅い岩場に向かってぎりぎり立つ波を10メートルも乗れるかという場所でもやろうとする。重箱の隅のご飯つぶを拾い集めるような、いじましい波乗りだとねと声を掛け合いながらダッシュを繰り返す。




昼時になったので荒崎を近くにみながら岸にあがる。良い貝殻はないかなと探すけど、浜では見つけられない。先輩は引いた潮で浅くなった海藻の間をウロウロ歩いていたと思ったら、綺麗な貝殻を見つけてきてくれた。アワビが一つとトコブシが二つ。自分が今までアワビだと思ってたのは実はトコブシと判明。アワビの方が呼吸穴が大きくて貝殻の面も波うってる。トコブシは穴の飽き方も面の皺も細かい。

タコがいそうなところに貝殻がいっぱいあるよと教えてくれた。きっとタコが食べたあとなんだろうな。
比べるとわかりやすい
上がアワビ
下がトコブシ

荒崎に向かって漕ぎだす。荒崎の岩場も今日は潮が引いていて、うねりも少ないので中で楽しく遊ぶ。でも、そこから先はちょっと進む感じじゃない。先輩方は岸よりで引き返すというので、僕はそこから一人で諸磯に向かうことにした。

まだ東寄りの風が吹いてるから、荒崎から佃嵐崎・黒崎・スズメ島と沖に出過ぎず、岸に寄りすぎずで進む。そのまま網代崎を回って諸磯の灯台まできて振り返ると、ちょっと風が強いなと思う。黒鯛込までは行くのを諦めて、岸べたで戻る。網代崎を大回りして堤防よりで先輩と合流したのでそのまま帰って舟を上げた。

一ヶ月ぶりに漕ぐのは楽しかった。パドルをただ回してるだけで楽しい。

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