小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年11月12日土曜日

20161112 荒崎-城ヶ島

引き続いてお天気の良い週末。ちょっと北東の風があるけどひどいことにはならない土曜日。30kmくらいは漕ごうと思ってでかける。中潮の干潮から満潮にかけて漕いだ。

早く起きられなかったので、舟の支度している間に定刻組の人たちがやってきた。話を聞くと、南方面に漕ぐ予定というので、まずは荒崎まで行ってから折り返して、昼ごはんをしている間に合流しようと考えた。

一人で漕ぎだしてヨットを抜けると、正面に富士山が見える。雨が遅くまで残ったみたいで、歩く道路も濡れていた。晴天続きの青空よりも雨上がりの青空が一番綺麗だ。網代崎をみるとうねりはない。北寄りの風浪がタプタプときている。

たぷたぷした中を黒崎の鼻、佃嵐崎あたりをかすめながら荒崎をめざす。荒崎も突端ではなくて崖の真ん中を目指して風をよけながら。沖を漕ぐと距離が稼げないし、風も強まりがちで安全のマージンがないし、うねりがないときは岸べたのほうが楽しくて安心。うねりがあっても岸べたのほうが遊べて楽しい。

荒崎は釣り人が多かったのでどんどん引きは入らずに、ひと目のいない岩を縫って少し遊んだ。とても小さな穴があって、伏せればくぐれそうだった。
荒崎の岩場の向こうにも富士山
荒崎から引き返しがてら、佃嵐崎で波がたっていたのでヘルメットをかぶる。普段よりも波が低いのでサーファーもいない。シーカヤックでも乗れそうな感じ。いいのが来たので乗ったら、すぐに波が崩れて横を向かされてしまい、ローでブローチング。楽しい。もう一回は横からの崩れ波で最初からブローチング。力のある波で横乗りの練習ができてよかった。

本腰を入れて南に向かう。すずめ島、網代崎をかすめて諸磯に入る。北東寄りの風なので、諸磯から三崎港の堤防を超えて城ヶ島まにとりつくまで三角波ゾーンを抜けていく。正直、ちょっとソロではまだ不安もあったけど、城ヶ島に取り付いたらもう大丈夫だった。こんどこの真ん中でセルフレスキューの練習をしておこう。

赤羽根海岸を越えていつもの小さな浜にくると定刻組が休憩しているのが見えた。自分も舟を上げて一緒に昼ごはんを食べる。日差しに熱があって、浜にいるだけで汗がでる。とても良い漕ぎ日和。海の風がちょうどいい。
馬の背洞門の向こうにも富士山
休憩して帰り道を漕ぎだす。西を向くと富士山が正面に来る。帰りは城ヶ島を北に回るとそこから向かい風。三崎港のテトラの前あたりは、風を避けて浮いているカモメの群れがいた。グループの先頭が一人まっすぐその群れに進んでいく。我慢できなくなったカモメが一羽飛ぶと一斉に群れ全体が飛び立って低く一回りしたらテトラに降り集まっていった。
三崎港のかもめ
そういえば、三崎港の堤防にある割れ目で大きな作業船が入ってた。この割れ目、閉じられちゃうのかもしれないなあ。 堤防を回って諸磯をベタに回ると風も落ち着く。日差しの中をのんびりこいで網代崎を周り、湾の奥に戻る。

最後に、200cmのグリーンランドパドルを持ちだしてショートロールの練習。スイープロールのポジションがかっちりとわかり、だいぶ失敗しないようになった。もう少し、体に染みこむまで繰り返してみよう。日も下がってきたので舟をあげておしまい。




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