小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年11月20日日曜日

20161120 三浦海岸往復

風もなく穏やかな一日となる予報。実際そのとおり。日差しは暖かく風も弱いまま。朝のうちは昨日からの風浪が残ってちゃぷちゃぷしてたけど、それも昼前には納まって、最後には凪いだ。それでもうねりは残り、岩によれば退屈しない。何をしても楽しいカヤック日和。中潮の満潮の手前から干潮までを漕いだ。

ツアー組が三浦海岸から小網代まで片道漕ぎをするというので、それなら三浦海岸までソロで漕いで合流して、帰りは一緒に漕いでくることにした。

ツアー組の三浦海岸出発に間に合うように朝は始発から動く。前日から泊まっていた同期に口止めをお願いし、準備して舟を出す。同期は片道のツアー組。また後で会いましょー。

湾を出る前の水面は、まだ朝靄が残る。水面から微かにもやが上がる中を漕いで、低い朝日に目をしばしばしながら漕ぎだした。
ようやくヨットに短い日が差す
風はないし波も落ちていく予報だったけど、また網代崎が綺麗なうねりをうけてしぶきをあげてる。ちょっとサーフポイントに寄り道したくなったけど、三浦海岸でみんなを待ちたいから網代崎を回って諸磯を抜けていく。

うねりは南寄りで、諸磯のなかはガチャガチャ。網代崎をベースに、諸磯は二倍、長津呂崎は三倍の法則を思い出す。かまねあたりをゆったり越えると、長津呂崎沖の岩礁で盛大に波が崩れているのが近づく。中は通らずに、大きく沖を回って安房崎まで。ここでちょうど1時間。

宮川湾や毘沙門湾の入り口も波が崩れているので、沖を漕いでまっすぐに横瀬島を目指す。ふつうにあるうねり以外は特に問題もなく、横瀬島に到着してここで1時間40分 。これなら10時には三浦海岸につけるだろう。
横瀬島から次の目標の剣崎灯台
 剱埼を回ると、だんだんと人の気配がしてくる。雨崎あたりでふと沖を見ると、こたつのてっぺんみたいな岩に釣り人が立ってる。少し大きめの波がくれば岩は洗わてる。もしかして声をかけられるようならと、じりじりとそばまで寄ってみてたけれど、気にせず釣りをしているので、それならばとこちらも気にせず離れて舟を勧めた。

 雨崎をすぎると目の前は三浦海岸の長い街の輪郭が広がる。自転車でも三浦海岸から野比海岸までは走っててつまらないのだけど、カヤックでもそれは変わらない。ツアー組を見つけるのだけが目的で、きょろきょろ見回しながら浮いてたら、菊名海岸の岩のあたりにみんなを見つけて舟を寄せる。出発前に合流できて良かった。剱埼を過ぎてからどんどん波は落ち始め、このあたりはもう凪いでいた。

そのまま折り返して、こんどはみんなと一緒に来た道を戻る。途中、横瀬島や諸磯では波乗りもし、城ヶ島や東風崎では岩の間の波がガチャガチャしたところをすり抜けて楽しんだ。そういう時、エグイ波の中に突っ込んでくる後輩がいてヒヤヒヤしたり、普段感じないスリルも味わえた。
諸磯の中の三角波
波乗りはしづらかったけど波に揺られるのは楽しかった

いいお天気の中、距離も漕げたし波乗りからの沈、ブローチングもロックガーデニングも、全部全部まとまってみんなで楽しめた最高の一日だった。






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