小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年11月5日土曜日

20161105 城ヶ島

北東の風で始まって午後から南西に変わって強まった。でも、陽射しはたっぷりで気温も高い。ようやく太平洋の冬かなと思う。南の方に弱いながらも台風があったから、もしかしたらうねりがあるか、なければ少し距離を出そうと思って三浦にやってきた。小潮の満潮から干潮までを漕いだ。

朝、艇庫につく。ベンチの上に、ファルトのコックピットの枠と分割パドルが置いてある。今まで見たことない。でも周りに誰も居ないので、忘れ物かなと思いながら自分の支度をしていたら、ファルトのオーナの人がそのうちにやってきた。一旦忘れ物を取りに戻ったみたい。

初めてあう人だったし、550cm ととても長いファルトが艇庫に来たのが気になっていたので、ソロはやめて一緒に漕ぐことにした。とはいえまだ他の人の支度もあるので、近くの様子を見に一足先に一人で漕ぎだす。

停泊したヨットの脇を抜けて堤防まで見晴らすと、薄い雲も消えて薄青い空が広い。富士山の頭も浮かんでいる。網代崎は落ち着いていて、うねりはまったくない。北寄りの風の風浪もかすかで、縁側のひなたぼっこをして一日過ごすみたい。潮は澄んで底が近く、秋口に生まれただろう魚の稚魚が群れでちらちらと光る。こんな日は、カヤックでどんどこ一日漕いでくたくたになるに決まってる。サーフポイントまで行って波がないのを確認したら、みんなと合流するのに湾内に戻った。

あらためてみんなで漕ぎだす。また200cmのグリーンランドパドルを持ちだした。ショートで上がらないのがすっきりしなかったので、陽射しのあるうちにロールするつもり。

北寄りの風にのってほいほい進む。諸磯の北側は少し風波でちゃぷちゃぷしてた。その先、三崎の堤防、釜根の浮標までは三角波でフヨンフヨンしてた。舟は上下に揺すられるけど、デッキに被ることはないので全然だいじょうぶ。

長津呂崎も穏やかで岸ベタでも行ける感じ。でも釣り人に遠慮して遠巻きの岩をすり抜けながら漕いだ。赤羽根海岸の東にある岩場の間をぬって小さな浜に舟を上げ、陽射しを楽しみながら昼ごはん。岩場の中はそれなりに波がたって、先輩が一人、沈してロールで戻ってた。狭いところだったので、へたに波に乗せられちゃうより沈したほうがいいと後で言っていた。
波を被る練習も楽しい
昼にたっぷり休んで、安房崎の灯台をみて折り返す。安房崎の岩場は普段釣り人がいて、近づくのに気を使うけど今日は全然いない。波もないので岸ベタに岩の内側内側を選んで漕いで楽しんだ。グリーンランドパドルなので、とっさに舟の向きを変えるのに手間取った。長く持ち替えてやるのもいいけど、できればグリップをあまり変えたくない。
岩のそばは楽しい
帰りは南に変わり始めた風にのってほいほい進む。でも、むちゃくちゃ吹き始める前には戻って一番いところを楽しんだ。湾内に戻ってからロール。やっぱりショートは少しわからない。CtoC の癖がついてるから、スイープロールを意識してポジションであがらないと。

ファルトの人も初めてというロール練習をやって、一度の沈脱もなくロングで上がるようになってた。すごいな!




0 件のコメント:

コメントを投稿