北東の風がやや強い中、房総半島にクラブのみんなで漕ぎにでかけた。気温もここいち低い日で、あまり日差しも望めずみんな真冬の装い。
風の様子で、勝浦近くの南向きの浜から舟をだす。浜のそばは風裏で風も波も穏やか。かすかなうねりが沖から届いて、浜に近づくとわずかに上下するくらい。とりあえず勝浦方面、東の方を目指そうと、手近の岬を回る。
舟をだした湾から一つ岬をまわると、少し波が立つ浜に出た。あまり海況が良くないので、勝浦までは行けないと判断し、この浜でひとしきり波乗りをする。
みんなでヘルメットを被って、後ろを向いて波を見る。いいのが来たらダッシュして、うまく乗れればひゃほー。
普段波乗りするところは、岸壁に向かって波がぶち当たるので、途中下車は必須。でも今日は横幅の広い砂浜に向かって長く波が立ち上がってくる。ちょうど乗りやすい、そんなに力のない波なので、初めての人でも練習にもってこい。
何度もダッシュして乗って、浜が近づくと波の力が増すからそのまま調子に乗ってまっすぐ浜に滑り上がる。とっても楽しい。浜に上がったら片側に肘をついて舟を真横に立て、バウをくるりと海に向け直してまたアザラシスタート。波がきたらずりずりと漕ぎだす。そうして沖と浜を何度も行き来した。
もう一つ東の浜はどうだろうといってみたけど、あまり力のある波ではなかったので、いちど上がって昼ごはんを食べ、また元の浜に戻って波乗りを繰り返す。午後になると潮もあがり、少し海が眠たい感じになったので、温泉と美味しいご飯を楽しもうと戻って舟を上げた。
なんにしろ、安心して波に乗れるのは楽しかった。なかなか遠浅の浜は自分のまわりにないので、ちょこちょこ乗って腕をあげたらまた房総にいきたい。
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