小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年10月20日木曜日

20161020 ポカポカ諸磯

代休をつかって平日に三浦に。天気も良く風もない、絶好の日和と思ってやってきた。

大先輩のツアーにくっついて、のんびり漕ごうと思っていたので、はじめてNana Kという4m無いような短いカヤックを使ってみた。

総勢四人で漕ぎだすと、風はなく、陽射しはたっぷりあって、湾内は波もない。縁側でのんびりひなたぼっこをするような漕ぎ味でヨットを抜けて湾内へと出た。

すると、網代崎が思ったよりも波しぶきをあげている。反対側の堤防も付け根のところで飛沫が飛び上がるのが向こう側に覗く。風はないけどうねりはしっかりあって、思ったよりもアクティブに楽しめそうな雰囲気になる。

網代崎が波をかぶっていると、諸磯の中は2倍荒れているだろうということで、北方面の荒崎を目指す。途中三戸浜手前までの岸べたは、波頭が白く泡だって崩れ、とても楽しそうだ。とはいえ、お客様もいるのであまり近寄らずに沖を漕いで黒崎の鼻を目指す。

三戸浜の沖では風がないのでうねりのすり鉢カーブが綺麗にでている。うねりの頂点から次の頂点まで、ゆったりとしたカーブが下がって上がる。この空間の感覚が最高だ。

黒崎にあっという間についたけど、波があって上陸しづらそうだし、荒崎のドンドン引きもうねりで入れるか怪しいので、安全をとって諸磯に引き返す。またうねりの中を漕いで諸磯の灯台がある入江についた。入江に入る手前はちょっとざわざわしていたけど、なんの問題もなく来れた。お日様があって軽く汗ばむ陽気に、軽い潮風も乾いて秋の感じ。一番の陽気の青空に、四角い白い灯台も光ってた。


この先はどうだろうと思って、他の人が入江で休憩している間に、岩の間を抜けてちょっと入江の南側に抜けてみると、うねりで盛り上がった波が左右からきて zipper line を作っている。盛り上がった波は、時々崩れながら直接岩壁にぶつかったりもする。怖くはないけど、まあ無理する必要もないので、油壺の浜に上がってお昼にした。

お昼の休憩後は、まだうねりがあるので諸磯湾の奥まで入り、四角い道路脇の船溜まりを一周してくる。休日だと人も多くて遠慮したほうが良いらしく、僕は初めて漕いで入った。

その後はサーフポイントに移動して何人かでサーフ。左右に軽くエッジを変えながら波を下って行くのがとてもやりやすくて楽しかった。Nana には丁度よい波だった。そのうち一人沈脱したのでレスキューしたら、丁度良い時間になったので見ていた人と合流して湾内に戻り、そこで舟を上げた。

最後までロールの練習をしたりしたけど、薄い化繊の長袖一枚で丁度良く遊べた。いい休日になった。次は土曜日だ!







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