三連休だけど、あまり天気もよくなさそう。やっと雨のやんだ連休の最終日月曜に三浦に。陽射しもなく、これから寒くなる秋を思わせる曇った空と北寄りの風の中漕いできた。
朝三浦につくと、すでに一人先輩が出ている。釣りとサーフとお酒が大好きな先輩。支度をして、どこにいるかなと思って漕ぎだすと、スロープすぐのヨットが係留してある群れをでたすぐのところで、何か両手で引っ張りながらプカプカ浮いてる。
もう何か釣れたのかなと思ってよっていくと、「ちょうどよかった、舟押さえててくれる?もうこうして40分くらい待ってたんだよ」と声をかけられる。手に持っていたのは黒い釣り糸で、といっても太めのものでタコ糸くらいのとても丈夫なもの。
先輩の船のすぐ下には沈んだ漁具の浮きがあって、釣り糸はそこにぐるぐるに絡んでいる。その糸を引っ掛けてしまった上にどう絡んだのかわからず、どう回っても取れなくて困っていたのだそうだ。
舟をくっつけて、僕が先輩の舟をおさえているところで浮きを持ち上げようと思っても、ロープで繋がっているのでこれは持ち上がらない。先輩もいよいよ覚悟を決めて、潜ってはずすから舟を持っててという。
水中メガネをつけて舟からドボンと飛び込み、何度か潜って仕掛けを外してきた。なんでも、フィッシュシーカーというのが何千円かするらしくて、それが水面のすぐ下、目で見える所に引っかかっているから、なかなか思いきれず、僕が来るのがわかっていたので待っていたのだそうだ。
ちょっとついていないですねー、と話をしながらサーフポイントにいっても波はなく、二人でじゃあ荒崎まで行ってみましょうかといって向かい風の中を漕ぎだした。
向かい風が強い割には風浪もない。先輩の仕掛けにはなにも魚がかからないままドンドン引きに到着。一息ついて荒崎をまわり、少し荒れた小田和湾を見てこの先は諦める。
岸ベタでもどって黒崎の北側までくると、いつもは通り過ぎるコンクリ堤防の向こう側が気になって入ってみる。奥に用水路の出口が伸びていて、行ってみようと漕ぎだす。
あまり水の匂いとかはないけど、表面に油が浮いているのか、パドルがヌルヌルしてきた。二股に分かれるところにきて、右手を見ると国道の橋が見えたけど、気持ちが萎えたので引き返す。黒崎の鼻の浜に舟を上げて昼ごはんにした。
帰りは諸磯、エビ島まで行ってからまた向かい風を北に漕ぎ上がって舟を上げた。上げる直前に二人でロールの練習をしたけど、寒くて何回かやって「さぶいねー」と言いながら片付けた。冬はもう来ているなー。
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