小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2017年6月18日日曜日

20170618 梅雨寒

本当ならまるまる一日漕ぎたかったところだけど、梅雨寒の一日で北寄りの風が弱くはない。近場で遊ぶつもりで朝から三浦に。

横断組から何人か、前日そのままクラブに泊まった。それが朝起き出してきたところにクラブ着。自分の舟の支度をしつつも、横断の話を聞きながら舟の片付けを手伝う。舟の積み下ろしをやるには人手がいる。四人乗りやタンデムなんかは分割されているとはいえ一人じゃ無理だ。

ガンガン漕いでいる同期はそういうのに気がつく人で、大先輩一人の作業にならないようできるだけ予定を回しているのに頭がさがる。

最近入会したクラブの後輩も漕ぐというので、曇り空の下を二人で漕ぎ出した。気温も低く、水を暖かく感じるくらい。まるで冬の海だ。

停泊ヨットの間をとおらず、また養殖の網も避けて、湾奥から堤防までは北側の岸寄りを漕ぐこと、等々、漕ぎながら注意点を伝えつつ堤防まで来て外に出る。

荒崎方面の北を向くと、向かい風ながらうさぎは飛んでいない。様子見ですずめ島まで漕いで、全然平気そう。北東の風だと、すずめ島から強まって三戸浜で抜けやすいので、ここを全力漕ぎで漕ぎきりましょうと声をかけて黒崎めざして風の中に出る。

後輩はがっしりした腕でガンガン進む。カヤックを始めたばかりなのに、速くて追いつけないくらい。これなら黒崎まで行けそうなのでそのまま進む。無理なら途中で引き返そうと思ってすずめ島を出たけど、全然心配ない。

さすがに10分くらいしてペースが落ちたけど、三戸浜はほぼ渡りきった。弱まる風のなか流して風裏に取りいて一休み。フォワードストロークが洗練されてきたら、とんでもなく速くなると思う。

無理して進むこともないので、すずめ島まで引き返す。5mmのフルウェットを借りて着ていた後輩はとても暑そう。やりたいというのでここでロール練習。芝生の上で数回、体の使い方を説明して実地。一発で上がる。細かい調整で声をかけたけど、一度もサポートの必要なく、沈脱もなくロングロールは上がるようになった。

それならと思って湾内に戻り、シーボニアの岸壁前でもう一度ロール練習。北寄りの風浪があるときは、三角波が立って良い遊び場になる。ここでもロングは失敗なく上がる。

それならショートでやって失敗したところをロングに持ち替えて上がってみたらとチャレンジしてさすがに沈脱。そのまま馬乗りをやるけどこれも三回チャレンジであがれずギブアップ。そんなに強い三角波でもないけど、静水とは違う感じを味わってもらってTレスキュー。

水遊びを楽しんでもらって、まだまだソロでは湾内ですかねー、という雰囲気になってクラブに戻って昼に舟を上げた。

水につかる人はすぐにうまくなって波乗りもするようになると思う。これから一緒に楽しめそうで嬉しい。

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