今度の土日は秋雨前線がいすわってしばらく雨が続きそう。最後の夏の晴れを狙って三浦にやってきた。小潮の満潮から干潮までを漕いだ。午後からは南西の風が強まるかもしれないので、昼には近場に戻っておく。
舟を出すと網代崎はおとなしい。午後からの風浪に期待して北に向かう。沖から聞こえる漁船を聞きながら、数日前の若狭湾を思い出す。風の音もせず、機械のもなく、鳥も聞かない時間が多かった。自分がたてる水の音だけを聞きながら漕いで、時折騒がしくしゃべくりあった。
三浦はソロで漕いでいても人の音が聞こえる。弱いときでも風の音がいつも耳にある。
ぽろぽろ漕いで荒崎から佐島に渡る。マリーナ堤防の隙間からはいり、奥の橋をくぐってキラキラした遠浅の入江に入る。北はここまでで折り返す。
またぽろぽろ漕いで荒崎を回って佃嵐崎でお昼ごはん。そういえば、ソレイユの丘の観覧車にゴンドラがくっついて完成してた。丘の上から浜に降りてくる道には、丸太の階段が作られている途中。ドラえもんの空き地に建物が立つ時、のび太達はどう思うんだろう。
まだ風も波もない。次はまっすぐ諸磯を狙って漕いで行き、波がないのでそのまま堤防を回って長津呂崎。ここは少しがちゃがちゃしてた。波のあるところで少し揺られて休憩した。
この先安房崎まで行こうと思っていたけど、城ヶ島の南岸は静かでのっぺりしている。風が早めに吹き出したらと考えると長津呂崎が少し面倒くさそうだし、ソロなのでビビリが入ってここで引き返す。
潮が下がってきたので、諸磯は少し波が上がっていた。ここで何本か波乗りするけど、底が近くて舟をこすりそうなのでやめて、いつものサーフポイントに向かった。三時前後で気持ち風が強まる中そこで波が上がるのを待つ。
気持ち耳に風の音が強まるけど、日差しの熱が十分あり、濡れて風に吹かれてもちょうど良いくらいだった。水を浴びながら待ったけど、波は全然上がらない。風も思ったより強まらない。それでも30kmくらいは漕いだから満足。最後の一夏をつかまえられて嬉しい。
舟を運んでくると、いつものボート釣りのお兄さんが帰り支度をしてた。週末の寒い雨を嫌って、休みを取って釣りに来た。イナダ狙いだけど、例年よりまだまだ小さいそうだ。水が温かいんじゃないかと言っていた。それでも真鯛を何匹かしっかり釣って帰るのが相変わらず。
週末はやっぱり雨かな。秋雨前線が抜けるとぐんと寒くなる。服をそろそろ変えよう。
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