小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2017年10月21日土曜日

20171021 台風の前に

長雨の中に台風が突っ込んでくる週末。波風が上がりすぎる前に三浦に漕ぎにきた。雨の予報はしょうがない。気温もだいぶ低い。それでも北寄りの風と台風からのうねりが届く頃合いだから、まずは来てみないと話ははじまらない。大潮干潮の前後二時間が狙い目。



まだ強くはない雨の中クラブハウスにつくと、SUPもやる先輩が支度をしてた。最近早上がりが多くて一緒に漕げてなかったけど、こういう日によくリズムがあう気がする。

二人ともシーズン初ドライを出してきていて、雨の湿気がこもる湾に舟をだす。海の上に漕ぎ出せば、蒸し暑さも体の熱の乾いた暑さにかわり、水につかればそれも冷えてちょうどいい。静かな湾内から堤防の外に出て、北風に起こされてざらついた風浪を漕ぎ上がって近場のサーフポイントに行く。

カヤック、SUP、ボート釣り、箱メガネの漁師さん、そういったのは全然見ない。岸近くを行くのは二人のカヤックだけ。届き始めて入るけどうねりはまだ大きくはない。それが岸を白く洗っている。水平線遠くには遊漁船がいくつかいた。まだ風の落ち着いている土曜に遊びにきた釣り客がいるんだろう。

サーフポイントはふたり占め。うねりは大きくはない。干潮までまだ時間がある。それでも舟をしっかり押し出してくれて、岸ぎりぎりまで長く乗れる。崩れないからコントロールもしやすい。波の形もきれいでカヤックが叩かれず、スーッと水に切り込んでいく。スキーでいえば15度くらいの圧雪のきいた緩斜面。練習にはもってこい。エッジを切り替えて舟を動かしながら遊ぶ。



そのうちもう一人、堤防の方からやってきてこれで三人。おされな同期。ちょうど干潮が近づいて波も少しサイズが上がってきた。それでも安全に遊べる範囲。しっかり舟の向きをコントロールして最後まで綺麗に乗り切れると嬉しい。



別の方からは SUP の人たちも三人ほどやってきた。雨の中、六人も浮かんで波待ちしているけど、しぶきや落ちるやらで雨にはなんの意味もない。遊び日和の良い土曜日。それでも干潮を過ぎて正午のサイレンがなると波も落ち着いてきた。

同期はドライじゃなかったので少し寒そうだ。これを潮時に舟を上げて、お昼を簡単に食べて帰った。

さすがに日曜は風が強まってうねりもあがり、行くべきじゃない海況になるだろう。ワンミス命取りで沖に流されるのは怖い。

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