ちょっとは早起きしてクラブハウスにつく。双眼鏡で沖網代をガン見するとうさぎも立っておらず、まあ漕げなくはないかな。でも昨日遊べたから今日は自艇の仕事を片付けよう。
舟を五分割したあとの処置が問題。二個口になるのだけど、どちらか一つは背中に背負いたい。そうすれば両手が開くから、もう一個を電車に乗せたりなどの処置がやりやすくなる。そう考えて、いろいろロープのからげ方とか試してみたけど、腰ベルトがどうしてもいるとわかる。全部が肩にかかると、30kg の荷重が背骨-腰の接続にかかるわけだから当たり前か。なんとかして腰ベルトで腰に直接負荷をかけないと背骨と腰の付け根が危ない。
それでロープをからげたところにカラビナとD環で腰ベルトを取り付け、背負って歩いてみる。肩がずいぶん軽くなり、これならいい感じ。背負ったままクラブハウスの前をくるくる歩いてみると、目の前の入江にカヤックが入ってくるのが見えた。
こうなると自分がそわそわしてくる。とりあえず二個口にまとめてクラブハウスの中に移し、黄色のポリ艇を準備して自分も入江に浮かぶ。今日は一人かなと思ったら、ちっこい後輩が朝の散歩でとれたての枝豆を買ったので、昼過ぎに持ってきてくれると連絡があった。後輩は漕がないそうだけど。ともあれ、それまでには戻りたい。舟を出したのは11時半。13時に戻っておけばいいかな。
そしてヨットの脇を抜けたらすぐのところにカヤックツアーが一組。軽く挨拶をしてすぎると、その先の堤防手前にさらに大勢のカヤックが。あらら、結構北風の中でもツアーに来てるんだな。こちら側は風裏だからという判断かな。
目の前の大グループは堤防から湾口を渡って南の方に漕いで行った。僕はこれから一時間半分。時間が読みやすいように向かい風の北側に進む。引き返す時間と決めた時間には佃嵐崎までついていたので、ここで一息ついてから追い風でピューっと帰る。
堤防を回り、奥の入江まで入ると五分ほどの余裕があった。ロールで周り倒して舟をあげると後輩が迎えに出てくれた。舟を片付ける間に枝豆を茹でてくれる。ついでに鈴木水産で買ったといって、カンパチの寿司も出てきた。
それをつまみにビールを一缶、海草焼酎磯っ子も少し飲んで、隠岐の道後を一周した話などを聞かせてもらう。話のつながりで壱岐を一周した話や、納沙布岬を回り込んだ話など聞きながら、居酒屋のように楽しく飲み食いできた。ありがとうとお礼を言ってお開きにした。来週はもうちょっと自艇をいじって移動方法のめどをつけたい。それがすぎたら江ノ島ツアーだ。今年はコンコルドかタンデムに乗ろうかな。
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