小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2019年7月23日火曜日

20190723 梅雨があけた!

起きたら、思いがけずムクムクとサボりっけが。土曜にサーフ好きの先輩と遊んだ余韻が残っていて、海に触れたくてしかたなかった。大先輩のツアー組も出るし、他にも何人かメンバーが漕ぐ様子。当日の休みの申請をして三浦にでかけた。中潮

皆が支度しているところにクラブハウスに着く。なんでもやる先輩とほんわかした後輩、手広くやっている後輩が来ている。何でも先輩にくっついて先に出る。先輩は日曜に来て、残ったうねりで結構遊べたらしい。土曜に遊んだ話もしながら堤防の外を大きく一回り。

週末のうねりはもう消えた。灰色の曇り空の下に真っ平らな海が続く。網代崎もさざなみがかろうじて。それでも沖に向かうと潮波か北風の作った風浪か、デッキにかぶるくらいはあって面白い。一回り様子を見て堤防に戻ったら大先輩の組が出てきたので合流する。

諸磯の浜でお昼休み。平日の海はのんびりしてる。遊漁船も少ないので、沖からのエンジン音があまりしない。サザエ取りの漁師が舟の真ん中近くに取り付けたエンジンをくるくる動かしながら、棒を下ろしては引き上げ、サザエを鉤爪から外して箱に落とし、また棒を下ろす。左手はエンジンの舵を握ったまま、片手で棒とサザエをさばく。頭は箱で下を覗いたまんまこれをこなす。

帰り道は油壺で一休み。お客さんがのんびりしている間、僕らも遊ぶ。手広くやっている後輩がスカリングドローを練習する。手が疲れますね、というので、それも足の踏み込みで漕ぐのは同じだよというと、えっ、なるほどーと言って練習を続ける。頑張ってねー。

すごい上品な後輩がいて、その人は結構長くシーカヤックスクールで学んでいた。その後輩がスカリングドローをした時には、頭の向き、手の位置、空手の構えがびしっときまるようで惚れ惚れしたのを思い出す。それに比べると、僕は野良育ちだから、まあ、とりあえず足を踏み込んでおけばいっか、くらいのアドバイスしかできない。

ほんわかした後輩はスノーケリングが大好き。カヤックに乗ったままやればと言ったけどピンと来ないのでやってみせる。マスクを借りて沈をし、体を伸ばして息継ぎの管を上に出し、沈したそのまま過ごす。なるほどとトライするけど、後輩は息継ぎの管がどうしても外に出ない。苦しくなって慌ててロールで上がる様を見てお客さんと笑う。まあ、こんなの一人の時に海でやっていたら周りの漁船やらボートやらが心配して寄ってくるから良くないね。

堤防近くまで戻ってお茶の休憩。お客さんの一人から高尚な話を聞かせていただき、なるほどなーと思いながら過ごしていたら雲がだいぶ晴れた。四時が近くなって途端に青空が広がり日がジリジリ差す。カヤックを上げた入江も日差しが砂ぞこまで通り、浮かべたカヤックの影が落ちる。久しぶりの風景だ。ちょうどこの時に三浦の梅雨が明けたんだと思う。みんなで明けましておめでとうと言い交わして舟にのり、湾奥に戻って舟を上げた。

舟の片付けをするだけでも汗が流れた。来週はクラブでレスキューの練習会。好きなだけ水につかってられるね。

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