前日の方が賑やかだったようだ。千海里道場主の後輩をはじめ、四、五人が北に南に、それぞれの好きな方に漕いでいた。道場主は名島での写真を送ってくれた。空と海を背景に、鳥居の中に丁度よい大きさにかしこまった富士山が納まり、冬のトリコロール。
自艇の支度を終えて入り江に浮かぶ。さあ行くぞと漕ぎ出したら、ヨットの脇を抜けてカヤックが二艇入ってきた。軽く挨拶をしたら、向こうのカヤックが瓜二つで笑う。
堤防を回って荒崎まで。長浜からカヤックが二艇出てきた。結構海は賑やか。荒崎を越えて長者まで、カヤックのグループをいくつか見る。更に賑やか。
長者の砂嘴にはSUPがたくさん上がってビーチクリーンをしていた。地元のクラブだろうと思う。
邪魔をしないように沖側の浜にカヤックで回り込んで、浅い岩場の浜に浮いて少し時間を過ごす。よし、今年も元気にやろう。
お参りを終えて岸ベタに帰る。佐島のキラキラでお昼休憩。そろそろ20kmを過ぎるあたりだから何かしら食べとこう。なんだか、ここに一つ、線がある気がする。20km以下でツーリングペースなら、朝から別に食べなくても動けるけど、これより動こうと思うと、何かしら食べないと持たない。今日は折り返して安房崎まで行きたいから、ここから先はちょっとずつなんか食う。
ほいほいと荒崎を過ぎ、安房崎の堤防まで。風もだいぶ落ち着いて、雲は多いけど明るい静かな海だった。冬の海と空。抜ける青はないけど、低く日の当たる赤羽根の崖を見ながら帰って船を上げた。
できればきれいな夕焼けも見たかったけど、今日は雲が多かった。そう言えば、一日富士山を見なかった。写真のような真っ白い富士山もまだおあずけ。
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