小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年12月5日土曜日

20201205 北風すーいすい

 今日はみんなで東京湾を漕ぐ。八景島から出て三浦海岸まで 30km の定番コース。去年も同じ時期にやろうとしたけれど、北風が強く波が高かったので外には出られなかった。今年もちょっと風はあってどうだろうか。

始発で動いて海の公園の駐車場で大先輩と合流し、舟を浜に並べてみんなの到着を待つ。日が出たあたりから風と雨が強まって、あれあれを思いながらトイレの軒を借りて自分の支度をする。沖からは釣りのカヤックが帰ってきて、雨の中撤収していった。

デイパックや街着など、持ってきたものを全部カヤックに詰め込んで自分の準備は完了。そのうちにみんなも集まり出して、予定どおりにみんなの支度も済んでいよいよ出発。オサレな同期が見送りに来てくれ、浜に手を振りながら漕ぎ始めた。

八景島の北側を回り込んで狭いほうから東京湾に出る。去年よりも波はないのがわかる。これは行ってみましょうかね。住友のクレーンを目安に八景島の湾を渡り、強まる三角波の中をみんなでペロリと漕いだ。堤防の内側は少し落ち着いてるけど、大きな船で跳ね返る波がそれなりに波をごちゃごちゃにする。前漕ぎの主は休みが合わずこのツアーに参加できなかったので、数日前にソロでおなじコースを漕いでいる。ソロは神経を使うし、また一段と疲れたろうに、さすがだ。

住友の堤防を抜けたら、右手には米軍の進入禁止エリアが広がる。ここは海保が回っていて、声をかけられることも多いのだけど今回は素通り。この辺りから波の方向が落ち着いて、追い風追い波モードが確定。波に合わせてパドルをチョンチョン入れているだけで舟が先へ先へと進んでいく。猿島めざして、ぐらんぐらんしている灯浮標を過ぎる。


猿島の風裏で一休みした後、普段であれば馬堀にとりついて漕ぐことが多いけど、今日はまっすぐ観音崎を目指した。左後ろからの風、波をいなしながらちょんちょんと漕いで観音崎をまわり、たたら浜で昼休み。陸の上のほうが寒いのはいつものこと。30分ほどで用を済ませてまた海の上に。

久里浜までは完全に波の方向があわさって、みんなのペースがさらにアップ。バウが下がればパドルを回し、舟の走りに合わせて歓声があがる。ゴールラインは久里浜の堤防を回ったところ。滑り込んだらパドルも落ち着き、残りは岸べたで野比、津久井浜、三浦海岸までまったりと漕いで舟をあげた。30kmほど漕いだけど、風、波に助けられて体は全然楽だったなあ。

振り返ってみると、寒くて海況もきつめではあったけど、クラブのみんなで漕げば楽しい1日。普段より1時間以上早く行程を消化して、明るいうちにクラブハウスに帰って仕舞支度ができた。


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