小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2024年8月14日水曜日

20240814 落とし物

お盆がくると海はダメだというけれど、やっぱり漕ぎたい性分ででかける。朝一人で支度して一回り。岩場のポイントまで行って何本か綺麗に乗れて上機嫌で戻る。

暑い最中にいっぱい水につかりたい。ツアー組が定刻どおりにでてくるのを入江に戻って大小様々なタコクラゲと一緒に待ってでかける。タコクラゲ、小さい子供のやつはほんとに可愛いけれど、ここでロールすると、もっと小さい幼生が鼻の中に入るのかと、そこで考えを止める。

もう波はない。距離を漕ぎたいシーズンではないけれど、お客さんのペースが良くてスイスイ進んでしまう。こまったなあと諸磯の波のちょっとたつ岩場で休憩中に、メンバーの一人、バイカーの後輩が首に巻いていた手拭いを落としてしまった。やいのやいの下を見て、夏の時期にしては澄んだ岩底に白いタオルを皆で見つける。

それを取るかどうしようか、落とした本人もべつに大事なタオルというわけではなし、それでもちょうどいい時間潰しになるので、浮いたままガヤガヤとする。ままよというわけで、本人が PFD を脱いでカヤックから水に飛び込む。えいやっと頭から潜ろうとするけど、真下に沈むのは難しい。結局、3m ほどの底に届かず、タオルは諦めて残された。

ちょうどよいイベントになって、今日の昼の休憩場所まで進む。順調すぎて昼にはまだ早い。カヤックを岸にあげて皆水に浸かって空を見上げる。浮きながら話に出るのは体の調子や病院のこと。近所の銭湯で地元連中のおじさん達がお湯につかりながらの会話そのもの。夏限定の諸磯の湯は、海洋表層水でお肌と人生に潤いをくれる。



たっぷり体を冷やして、岩の上で風にあたるとこれは涼しい。風呂上がりの扇風機と同じだ。午後ものんびりとして俺の浜でまた水につかり、ちょっとは練習してゆっくり船を上げた。


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