小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2014年12月13日土曜日

20141213: 丸子橋下から宇奈根公園上まで

20141213  地図ログ (16km): 気温:6〜12℃ 水位:3.25m(田園調布上), 1.79m->1.44m(田園調布下) 風: 西より5〜9m/s 水温:触って冷たさを感じない 服装:ネオプレジャケット / 長袖ウェット / 膝丈ジャージ / ネオプレーンソックス / 長靴 / 長袖保温下着 / 膝丈保温下着

二子玉より先を目指す

今日は二子玉を越えていくのが目標。途中の寄り道も無しで、制限時間内に行けるところまで行って引き返す。自分が何キロ漕げるのかも知りたい。

今日も朝は霜がおりていた。それに、川もには朝もやが出ていた。取水堰の上のダム湖的なところではすぐに消えてしまったけど、東横線近くの排水口から下は長く靄が出続けていた。ここは温かい排水があるところだと聞いたことがあるけど肯けるなあ。

朝日が低く差すと朝靄も消えていくね
いつもの場所からスタート
理由はどうあれ、靄の出る水面を行くのは楽しい。

朝靄の中少し漕いだ
写真には映らないかな
-- 1担ぎP

いつものように調布取水堰を担ぎ、ジャングルクルーズで綺麗な鳥を見、渡し場の担ぎもあっさりとすませる。そういえば、渡し場の手前の瀬をあがるのも苦にならなくなってきた気がする。もっともっと基礎体力つけて早く海で 30km 漕いでみたい。
渡し場の担ぎもあっさりと
-- 2担ぎP 渡し場の担ぎ

第三京浜手前で間違える

渡し場の担ぎをあっさりといったのはいいのだけれど、第三京浜の担ぎを間違えた。東京岸ベタで上がってしまい、そのまま先細りの瀞場に。前回は綺麗な瀞場から出てそのまま神奈川岸ベタで上がっていったのだった。

仕方ないので、そのまま瀞場をあがっていくと、結構面白い。ロックガーデン風にいろいろ障害物が突き出ていて、右に左にかわさなくちゃ。これをひょいひょいやれたら面白そう。突き当りで担いで第三京浜下流にある水門前から戻るのは同じ。ちょっと漕いで第三京浜越えたら水盆みたいなところに向かって瀬を担ぐ。

-- 3担ぎP 第三京浜の担ぎ (下りは担がなくていい)
-- 4担ぎP 上野毛の水盆みたいな担ぎ
上野毛の水盆の担ぎ

いよいよ二子玉より先へ

前回、目の前の瀬越しに二子玉の駅を眺めて、もうちょっとだけど、この瀬を漕いで越えるのは時間かかりそうだなと引き返した。今回はここまで寄り道せずに上がってきたので時間もある。

といって漕ぎ出したのだけれど、全然進む気がしない。深い流れでそれに早い。櫂がしっかり水に入っているのに、上がっていけない。負けを認めて、東京岸の浅い流れにあげて担ぎ。悔しい。

-- 5担ぎP 二子玉手前 (下りはもちろん担がなくていい)
二子玉手前の瀬の流れに負けて担ぐ

また川の上。いよいよ田園都市線をくぐる。これで正真正銘二子玉まで来たと胸を張っていえる。やった。でも、その次に246 (玉川通り) の橋脚を越えなくてはならない。田園都市線の橋脚は間隔が広く、流れの中には脚がないのだけど、玉川通りは脚が多い。流れのどまんなかに一本ある。右と左、どちらにしようか。

神奈川岸が深くて素直に流れてそうに見えたのでそちらにする。流れは強いのだけど、橋脚の足場がエディを作って、その中を楽々漕ぎ上がれる。勢いに乗って橋脚の間への流れ込みを突っ切ったら簡単にその向こうの兵庫島公園に出た。

兵庫島前もなんだかんだ流れが元気。でも、その先の厚木街道手前がまた難所だった。ぎりぎり進めている感じがあったのでこぎ上がったけど、厚木街道越えた先は櫂が蹴られ流れもさらに増している。さらには神奈川岸から瀬になって曲がってくるいつものパターン。ここで諦めて担ぐ。もう悔しくもなんともない。
厚木街道(246)下流方面:
流れに負けて担ぐ
街道は越えたけどそこで心が折れた
厚木街道上流方面:
帰り道、先の瀬は白波が立ってて川で初めてバウが水をかぶった
-- 6担ぎP (勿論下りは担がなくていい)

厚木街道を越えて

なんだか神奈川岸では支流が合流している。なんて川だろう。このあたりも流れに力がある。厚木街道で随分疲れたけど、そういう時こそ背筋を伸ばして遠くの水をつかもう。今までのに比べると全然いけるね。

それでものどが渇いたので、神奈川岸によって水分をとる。東京岸は宇奈根公園の長い護岸があって、釣り人もちらほら見える。夏だともっとなんだろうな。カヤックなんかしてたらあっちいけと言われるかもしれない。
東京岸にある宇奈根公園の長い護岸
釣り人いるので注意
一方神奈川岸は普通な感じ。でもやっぱり釣り人は居た。
宇奈根公園の反対側神奈川岸はこんな感じ
あまり寄ると底をこする

宇奈根公園先の瀬で引き返す

釣り人をまわりこんで先まで行くとまた神奈川岸から振られて瀬になっている。浅すぎそうなので、まずは様子見で舟をあげる。先に東名高速が見える。随分遠くに見えたのと、帰りにかかる時間が気になったので、今日はここで引き返すことにする。

この宇奈根公園の先の瀬を見て折り返し

好きな瀞場まで下ってお昼ごはん

帰りは楽ちん。厚木街道も、玉川通りも、二子玉下流の元気な瀬も全部そのまま下れる。
でも、一旦兵庫島で休憩。トイレの場所を確認したかった。自販機もあれば文句なしだけど。トイレは大事だよね。

そういえば、厚木街道を越えるときは楽しかった。曲がって瀬になる部分で、川底の石のせいか白波が立ってる所があった。そこは勿論避けたけど、どういうわけだかふと舳先が落ち込んでかるく水をかぶる。気持ちいい。

あっという間に水盆のような担ぎポイントが近づいてきた。その手前でいっぱい水鳥が浮かんでる。なんにもしなかったらどのくらい寄れるのかなと思ってカメラで狙いながら流されて行ったら、普通に逃げた。しかし、魚といい鳥といい、群れが瞬時に一斉に動けるのに関心する。特に、反転する時の同期した動きがみてて気持ちいい。

漕がずに流されて浮いても水鳥は逃げる

-- 7担ぎP 上野毛の水盆みたいな担ぎ

好きな瀞場で舟をあげてお昼ごはん。日差しがあたっているとまだまだ温かい。風は確かに吹いてるけど、舟に隠れて風をやりすごす。熱々のカップラーメン美味しい。

荷物を広げて湯を沸かしてカップラーメン
あぐらの高さだから気づいた小さい花
気づいたら時間がやばい。あっさり下って帰る。

-- 8担ぎP 渡し場の担ぎ
-- 9担ぎP 調布取水堰の担ぎ

最後に

結局、5時間半、16km漕いだ。9回担いだ。こんだけ担ぐと肩が痛い。パッドとかないかな。あと、舟を肩まで揚げるときにギックリしないように気をつけないと。

それから、担ぎの回数が増えると石の河原を歩くのに今の靴の柔らかい底だとちょっと痛い。でも、底が硬いとフットブレイスの感覚が鈍くなるのが少し嫌。


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