20141221 往復20km 気温:8〜10℃ 水位:3.26m(田園調布上), 1.67m->2.07m(田園調布下) 風: 北より3m/s 水温:触って冷たさを感じない 服装:ネオプレジャケット / 長袖ウェット / 膝丈ジャージ / ネオプレーンソックス / 長靴 / 長袖保温下着 / 長足保温下着
宿河原目指す
今日の目的は二ヶ領宿河原堰まで行くこと。堰で言えば調布取水堰から宿河原堰まで、電車でいえば東横線から小田急線。今のところ、二子玉・田園都市線はクリア済みなので、これを成功させてレベルアップ! 次のレベルは上河原堰か。いや、まずは目の前の宿河原まで確実に行こう。
気合を入れて朝から多摩川駅に。夜まで時間を使えるけど、時間があるに越したことはない。前日は夜までまとまった雨がふり、田園調布上での24時間積算雨量が 23mm。12時間積算雨量は0で、夜中には水位はいつもどおりに落ち着いてたけど、いざ川をみると流れが早く感じる。水も濁っていて底が見えない。川の力を感じる。風はほとんどない。
明けていく土手で準備 |
待ってろ宿河原堰 |
空を漕ぐ
ほんとに風がない、波もない。真下を見ると川は濁りで鈍い真鍮が光るように感じる。少し目を上げると水面には景色が綺麗に反射する。写真はジャングルクルーズを抜けて本流に合流した所。瀬になる手前の川がだらだらしている所。この後も川面に映る空をたくさん写した。
都心から電車で10分の自然 |
雲の白と黒 |
空と雲を波で切る |
水の綺麗な瀞場の倒木 |
宇奈根公園で担ぐ
第三京浜、二子玉手前で二度担ぎ、いよいよ玉川通りをくぐる。ここは橋脚の間を水が勢い良く落ち込んでくるのでいつも緊張する。今日は雨で勢いが強かったら素直に担ごうと思ってたけど、逆にエディに上手くのれてあっさり漕ぎ上がれた。ただ、舟を随分ゆすられた気がする。少し舳先が流れから横を向くと一気に横にグライドさせられる。舳先を戻そうと漕ぎがおろそかになるとぐいぐい流される。難しい。
次の厚木街道はくぐるのを諦め、早めに担いで越えた。底が浅くて櫂が蹴られるとやる気も出ない。舟を川に戻すと、しばらく広くて平らな場所になる。東京岸はギリギリまで立ち枯れた草があって、スコットランドのボグみたい。行ったことないけど。
雨の後は気持ちがいいと知った |
下の空も広い |
東名高速下でフライの釣り人をかわす担ぎ
宇奈根公園を越えると、前回最高地点の瀬。担いで舟を川に戻した先は初めて。向こうには東名高速の橋が見える。川幅が狭くなり流れも勢いがあるのをエイこら漕いで東名高速到着。橋の間の早い流れがどのくらいか漕いで上がりたかったけど、フライの釣り人がいっぱいいたので、秒速数センチの動きで邪魔をするわけにも行かないし、東京岸を担ぐ。このあたりからは川が浅く、雨の後の強い流れで洗われたせいか川底の石がとても綺麗。
東名高速を足でくぐって舟を戻そうとすると、対岸に睦まじくカップルが寝そべっている。下は丸いけど石がゴロゴロしてるし、日陰だし、でもそれでも構わないんだろうな。もそもそ舟に乗り込んでふと目をあげたらいなくなってた。邪魔しちゃった。
少し行くと東京側に寄っていた流れが神奈川側に振れる。そしてそこが瀬になっているお決まりのパターン。これを担いで瀬の上流の水盆に舟を戻してこれが上り最後の担ぎ。向こうにはもう宿河原堰が見えている。
最後に
片道10kmを4時間かかった。寄り道せずに上って2.5km/h。風はほぼなし。ただ、前日の雨のせいか、水位は同じでも流れはいつもより2割増と感じた。食事休憩はなしだった。これをベースとして、もっと速度を上げていきたい。
あと、これから先のことも考えないといけない。正直、二子玉を越えたあたりからは川が浅いし早いしで上がれない瀬が多い。担ぎの回数がいたずらに増えるのはつまらない。漕いで上がれるのならいいのだけど、頑張ってこいでる時に浅い底に櫂を蹴られるのは正直興醒めだ。一日で丸子橋から是政まで行くのは無理なのかもしれないなあ。いや、ここはちょうど中間地点のはず。あと同じだけ漕げば是政。合計8時間あれば丸子橋-是政が可能。それで初級カヤッカーの筋トレとしてはレベル上げ達成だろう。
まずは、電車で登戸まで来て、次は宿河原堰の上流側からその先を見に行こう。まずは上河原堰まで。
水温: ◯(田植え長靴みのる君大活躍、手袋もしてたし、ひっくり返らなければ問題なし)
足がつく場所: ◎ (どこでも少し流れれば足がつきそう、二子玉より上は全般浅い)
下流の障害物: ◯ (流れは早くないけど、テトラ、堰手前などなど注意して)
岸辺の移動: ◯ (担ぎ回数が多すぎた。あと、フライの釣り人を避けるのに遠回りが大変)
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