今日の目標は、タンデム艇を一人でひっくり戻せるか。
準備をして基地からタンデムで漕ぎ出す。子どもは前席。子どもとはいえ、一緒に漕いでくれるととても進むのが早い。湾を出るとき、目の前を過ぎるヨットから向かってくる曳き波を乗り越えて、向こう側の追いの曳き波に乗る。とても喜んだ。
諸磯先までいって岩礁で一休み。そこの広い潮だまりで泳いで遊ぶ。いきものを探してたらホタルイカくらいの小さなイカが群れでひらひら泳いでるのを見つけてゆっくり追いかけながらじろじろ見る。うちの一匹が自分より小さな魚を捕まえて食べながら逃げてた。白黒縞のとてもかわいい魚を、ちっちゃなイカが食べてる。
青い目をしたイカが五匹泳いでる |
この潮だまりには白い大理石みたいな模様をしたウツボもいた。一緒にいた人が最初岩の割れ目を教えてくれたのだけど、割れ目のどこにいるのか全然わからない。この人は、子どもも何度かカヤック行をご一緒させていただいたことがあって、その時わりと赤い艇に乗っていたため、赤鬼さんと子どもは呼んでる。今日も赤い艇に乗っている。
その赤鬼さんに教えてもらった岩の割れ目をのぞいても、白い岩が割れ目を塞いでいて全然わからない。そう伝えると、赤鬼さんが上から割れ目に足を突っ込んでウツボを少し蹴押してくれた。そうしたら、その白い岩に見えてたのがウツボの腹で、向こう側にあった頭がこちらがわににゅるりともたげてきた。子供が指でちらちら気を引くと口を開きながらガンをつけてきた。子供はビビって手を引っ込める。
岩礁でお昼ごはんも食べて、小網代湾への入り口を渡り、北側の浜で一休みしたあと、湾内に戻る。堤防を回って湾に入ってからは、干潟に戻るまで子供が一人で漕ぎきった。頑張った。
湾では一人艇に乗り換えて、子供がひっくり返って抜け出し、また舟によじ登る練習をした。もう小学六年生。足のつかない水の中、パドルも握りながら舟を軽々ひっくり返したのは驚いた。たいしたもんだ。
子供は体が軽いので、戻した舟に戻るのはすんなり。さほど舟もふらつかないでまた乗り込めた。
僕は空荷になったタンデム艇でひっくり戻る練習。前席はスカートもつけずにぽっかり穴があいてる。それでも、ロングでえいやと戻ると案外水も入っていない。これならもしひっくり返っても、前席が沈脱するのを待ってロングで戻せるかもしれない。でも、沈脱するとき、足の入っていた体積分水が入るかな。やってみたい。
他の人もあがったので、これでおしまい。
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