小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2015年8月3日月曜日

自分のために

この前先輩カヤッカーと話をしていて、レスキュー用品の話になった。先輩は、トーイングロープなどを持っているのは、自分が助けてもらう状況のためだと言った。

先輩はもちろん随分経験もある人で、実際人を助ける事のほうが多いと思うのだけど、本人の真摯な姿勢が心にしみる。

もし自分が助けて貰わなくてはいけないような状況になった時、相手が道具を持っていなかったらどうにもならない。助けてもらう側が万全の準備をしたうえで、それで白旗をあげるとき、「すみません、このロープで引っ張ってください」と端を差し出す。そのための準備だと言っていた。すこし酔った口で話しながらロープを伸ばす手真似をした先輩の笑顔はとても魅力があった。

何も人事を尽くしていない自分に気づく。スローイングロープを買ってあるのだから、それをいつも携帯して空船でも引いて練習してみよう。それなら一人でもできる。

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