早く集合した先輩と二人で一足早く舟をだす。朝になって霧が出てて遠くが見えない。堤防から北をみはらしても、スズメ島がまず見えない。それからうねりも風波もなんとなくある。一人だったら引き返してたかもしれなけど、風はまださほど強くなかったので、北に漕ぎだしてみる。
潮が低いので波が立ちやすい。スズメ島がぼんやり見えてきたので、その沖を目指してまわりこむ。スズメ島を越える時にはちょっと緊張した。そうすると、三戸浜が少し開けて見えて、その先の黒崎の鼻に続く台地もぼんやりと見え出す。三戸浜は風が少し抜けるから、霧も薄めになるようだった。
黒崎の鼻が近づくと、また霧が濃くなりだす。ぼんやりとした境目だけど、三戸浜の低いところは明るくて、北の黒崎に向かって白く濁っていた。ここで引き返す。
三戸浜の真ん中あたりは霧も薄い |
浜の陽射しは強く、日陰が気持ちいい。もう夏だ。
もう夏 |
ロールして入った水が生簀になってまだまだピチピチ跳ねる |
昼食後のまったりの中、波風があがってきた。何人かの先輩が舟を出し始めたのでくっついて出る。サーフしにいく先輩にくっついて、チューブ感のある風浪の中を漕いでいく。この前逃げ帰った時と似た感じだけど、怖さは感じなかった。
一本乗ると、波の力がとても強い。だいぶ沖から岸までグングン押されて乗って行く。長く乗れたので、右に左にスターンを入れ替えて遊べた。楽しい。ちゃんと途中下車もできた。でも、沖に戻るときの向い波の高さにびびり、これ以上上がったら帰れなくなると思ってまた一人で戻った。
浜で休憩していた先輩たちと合流して、ゆっくり湾の奥まで戻ったら、もう少し濡れる練習をして舟を上げた。
今日のメインはこの後の飲み。キャンプの先輩が次々と美味しい料理を作って出してくれる。途中は楽しく飲んでしまって忘れてたけど、最後の締めのリゾットだけは写真をとった。
しっかりとリゾット |
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