小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年8月11日木曜日

20160811 夜光虫

夜光虫をみるために、暗くなってから舟をだして、夜の九時過ぎくらいまで漕ぐ予定。

でもそれだけだと物足りないので、遅い昼過ぎについて舟を出す。昼間の漕ぎの人たちが帰ってくるのと入れ違いで、荒崎と三崎港の堤防を往復して少し距離を出しておく。

随分日が短くなってきた。六時くらいになると夕日の色。それに海の上の風が冷たい。秋もすぐそこ。
日が暮れると寒いくらい
一旦クラブハウスに戻ると、昼間漕ぎの人たちが楽しそうにお酒を飲んでる。この時間が一番誘惑が強い。でも、飲んだら絶対舟を出さないので我慢する。 近所にお祭りが出ているので、そこの屋台を見に行った人たちもいた。小泉進次郎が来てたんだって。買った焼き鳥を食べたりしてたら、夜漕ぎの人たちが揃ったので、いよいよ舟をだす。

半月の夜だったけど、曇り空で月明かりはほぼなく、くらい木陰に夜光虫が良く光る。海況も良いので、湾をでて北に黒崎の鼻まで漕いでいく。全部で11艇。

道中夜光虫が濃いところでは、自分の曳き波が舳先から逆Vの字に光る。水の中のパドルはぼんやりと綿アメみたいに光る。綺麗。手ですくってデッキに水をかけると、光る点々がちらちらする。

水中メガネをしてひっくり返ったら、青白い光が目の前一杯に広がる。背景は真っ暗な水の中。楽しくて水の中で手を振りまくったら、上から見てたら人の形にぼんやりと光って見えたそうだ。

そういえば、ガダルカナルでの戦争の時に、ジャングルの暗闇で前の人を見失わないように、夜光虫を服に塗ったという話を思い出した。

結局、和田長浜まで往復して帰って舟を上げた。夜光虫は水温が25度くらいあるととても良く光るそうだ。




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