小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年8月17日水曜日

20160817 宮島カヤック

広島、厳島神社に行く話になったので、ぜひカヤックを漕いで自力で渡ってみようじゃないかと、パドルパークさんの半日ツアーに申し込んだ。大潮の満潮も過ぎ、潮が引いて流れ始める時間帯を漕いだ。

お店の前は国道2号線で、カートに乗せたカヤックを引いてその歩道を少し歩く。すると小さな川の河口に船溜まりが国道の陸側に見えるのでそちらに降りていく。船溜まりで乗り込んだカヤックで、国道の下の狭い水路をくぐったら瀬戸内海にでる。水路は四角いトンネルのよう。みんな壁にぶつかりそうになりながら抜け出ていく。
トンネルを抜けると瀬戸内海!
トンネルから開けた瀬戸内海はすぐ前に厳島神社のある宮島が見えて、海というより川の向こう岸のような距離感。間には牡蠣の養殖いかだがたくさん浮いてる。もう少しで収穫時期で、そうすると生の真牡蠣が食べられるようになるそうだ。今でている焼き牡蠣は、去年収穫した牡蠣を冷凍しておいたもの。なるほど、生牡蠣には時期が悪かったね。
いかだを回りこんで宮島に向かう
いかだの列が途切れたので、真っ直ぐ大鳥居を目指して瀬戸内海を渡る。2kmあるかないかの距離の島渡り。風は涼しくて波もない、ちょうど多摩川の羽田の河口のような感じ。
鳥居と神社が近づいてきた
大鳥居についた。カヤックやSUPの他のグループもいる。 順番をまってゆっくり大鳥居をくぐる。その周りも何周かして、海からの参拝を楽しんだ。潮が引けば大鳥居まで歩いて来ることは勿論できる。だから真下から見上げるのも別に珍しいわけではないけれど、自分で渡って来たというのが嬉しい。


大鳥居をくぐったら、清盛神社のそばの浜で舟を上げて小一時間、宮島を散策させてもらえる。お好み焼きロールと桜味のモミジアイスを食べあるきした。ロールといえば、ちょっとお休みの間一人で舟を出してロールしておいた。世界遺産ロール。宮島の浜は遠浅で、ロールができる深さまで思ったより舟を出さなくちゃいけなかった。あと、砂の色が三浦の黒い砂とは全然違う。赤いような黄色いような、そういう色の砂利。信濃大町の川と似た砂利かもしれない。
良い時間になったので帰り道。こんどは真っ直ぐ牡蠣いかだの間を通り抜ける。いかだによって見ると、針金が何本も水の中に垂れ下がっている。この下にはもう大きくなった牡蠣がいるはず。ここでロールしたら三浦で靴紐結ぶのと同じ勘違いをされるよね。

帰り道、宮島のより自然が漕い方面を見ながら、小学生の頃の夏休みに見た空や聞いた音と同じだなと思いながらゆっくりとパドルを回して帰った。今度はぜひ宮島一周してみた。無人島へのキャンプツアーもあるそうだ。明るい色の砂浜で綺麗な水を見ながらのキャンプも楽しそう。







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