まずは大先輩が海の公園の駐車場でカヤックを朝早くに下ろす。大先輩の車に3人が同乗してきて、カヤックを下ろすの4人でやったそう。僕も始発で動いたのだけど、駐車場についたころには作業は終わってた。ありがとう。
とりあえずカヤックを浜に運んで、全員がそろうまでまだ小一時間ほどある。早速浮かんで朝日の海を静かに回る。たくさんの鳥が浮かんで寝ているので、驚かさないように大きく周りを回った。
集合時間にはもうみんな集まって、大先輩も菊名海岸に車を置きに行って戻ってきた。支度が済んで、海図をみながら行程を確認する。大きなポイントは、門型クレーンから猿島までと、久里浜のフェリー航路の横断の2つ。漁船がたくさんいたり、フェリーが入ってきたり。
確認が済んでみんなで海に浮かぶ。浜のすぐは凪いでいて、ジェットコースターの脇を超えて門型クレーンに近づき出すと三角波が始まる。これは岸壁ならではのアトラクション。
門型クレーンを回ると、目の前にはびっしりの遊漁船。動かずに止まっているのも多いけど、いつ動き出すかわからないから緊張する。漁船の群れの向こうに見える猿島の左端に向けて漕ぎ出す。
思ったよりも早く猿島についたので、三笠をみに行く。おおきいなあ。艦首のバウの菊の御紋が金ピカに光ってた。
ここからは岸によって馬堀海岸から走水、観音崎を回ってタタラ浜で昼ごはん。このあたりは潮も風も抜けやすいから手漕ぎ舟は沖に出ないが吉。下げ潮が一番早い時間帯だったはずだけどあまり感じなかった。
城ヶ島よりアグレッシブなトンビに気をつけながら昼飯をすませたので先にでる。浦賀のかもめ団地の雑学などを聞きながら燈明堂まで浦賀湾を渡る。走水から燈明堂までは雰囲気のある景色でとてもいい
浦賀が済んで、次に渡る湾は久里浜。ちょうど目の前を金谷からのフェリーが入っていった。ちょうどいいと渡ったら久里浜の火力発電所の煙突がもう目の前。
そのまま岸ベタに野比海岸、津久井浜、いつも京急で通る景色の中を漕ぐ。
久里浜からこっちは少し雲もあって、青空というよりはミルク色の空と海を漕いだ。眩しくない柔らかい光で、天国はきっとこういう明かりなんだろうと思う。南国のギラギラした光は天国には似合わないようだ。
気持ちよくてめをつぶったり、なんとなく終わるのがもったいなくて口数も少なく漕いで見慣れた岩場についたら駐車場に大先輩の車が見えた。みんなで舟を積んで小網代に帰った。もちろん、仕舞支度のあと、ちょっとクラブハウスで飲んで笑った。
30kmちょいを漕いだ。これでみなとみらいから江ノ島までつながった。自分の舟がきたら、みなとみらいと多摩川をつなげて、もっともっと東側も漕いでホームにしたい。
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