小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年5月15日火曜日

20180515 チェックポイント

今週の週末は漕げそうもない。火曜なら天気も良さそうで、休みを取って三浦にやってきた。大先輩のツアー組が結構大所帯になるので一日くっついて漕ぐことにした。他にもガンガン漕いでる同期が一緒に漕ぐ。風の予報は悪くないのだけど、午後はやはり南風があがりやすそう。大潮の干潮手前から満潮まで漕いだ。

始発から動く。平日は女性専用車両があるから間違って乗らないよう気をつける。ツアー組が来る前に支度をして荒崎方面に漕ぎ出した。


とても潮が低い。網代崎はかすかなうねりが横に広くのんびりと崩れ波をつくる。近場のポイントでゆったりした小さな波に一本乗って先に進む。佃嵐崎ではサーファーが一人波乗りしてた。挨拶に軽く声をかけたけど、感触が良くなかったのでそのまま先に進んだ。


よい時間で折返し、すずめ島まで戻る。砂地と岩場が混ざった間にまばらに海藻が生えて青みがかった砂漠のよう。小さい魚の群れだけじゃなくて、おいしそうな魚も見える。背中がぜんたいに黒い魚や、目の横から体にラインの入った魚などが海藻の隙間をゆっくり抜けて逃げる。そんな様子がよく見えた。

それで湾内に戻ってみんなと合流し、出艇の準備を手伝う。10人を超えると違った苦労も増える。それでもヨットの間を抜けて広いところにでると一息つけた。

午後からの風の上がりを気にして、近場の諸磯で折り返し、すずめ島手前の浜のどこかで昼ごはんの予定。その間に何回かレスキューもあったし、諸磯から戻る追い風追い波では肘が痛んで舟の向きを抑えられなくなった人をやむを得ず引いたりもした。

そうして頑張って、最後の一人が昼ごはんの浜についたときは歓声が上がって、ちょっとした冒険を楽しんでもらった。のんびりし過ぎたお昼のあとは、浜から堤防を回るまでの風がまたちょっとキツかったけど、舟を上げたときには文句も笑い話になってた。


今までのカヤック経験が随分活きたと日だったと思う。まだ少ないけど、あるだけの引き出しを十分に発揮できたと思う。視野も広く持てたし、必要なときに必要な事ができた実感があった。そういう意味では、3年生を終えるにあたってのとても良いチェックポイントになった。

今週の土曜は漕げなそうだから、金曜にカヤックショップでも行って、酔っ払った勢いで何か買ってしまおう。

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