小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年9月5日土曜日

20200905 進水式

日が明けて、今日は台風からのうねりがもう少し上がるかな。波で遊びたいし、昨日届いた舟の進水式もあるし、いろいろ忙しい。

クラブについていつものポリ艇を出す。NZ先輩もちょうどやってきて、一緒にポイントまで慌ただしく漕いでいく。網代崎は昨日よりも波がある。ひょっとしたら甲斐性のある知り合いがもうきてるかもしれないと思ったけど、僕ら二人だけだった。

久しぶりの台風うねりで、ちょっとビビりながら少しずつ遊び始めた。そのうちに、ロングのサーファーが一人やってきて、また二人 SUP が南の方からバックを担いでやってきて、波に入ってきた。いつもの近くの駐車場が時世柄やっていないのだろう。駐車場難民になって離れたところから漕いでやってきたのだろうかと思う。いい波が来たので乗ろうとしたんだろう、波に背を向けてダッシュしようとして、担いだバックごと海に落ちてた。

潮時と思ってNZ先輩とクラブに戻り、ポリ艇を洗ってラックに戻すし、皆に付き合ってもらって、二艇目の進水式。わっしょいわっしょいと艇を担ぎながら神社にお参りをし、ビールをかけて舟を出す。

ツアー組と一緒に漕ぎ出す。ボリュームのない舟だから、半分沈んでるとみんなに言われる。なかなかできなかったロールがあっさりできた。まあ、そういう舟だから簡単。逆に、あっさりできる舟で荒れた海は心配しかない。ソロで1日何十キロ漕ぐというなら、ボリュームがあってしっかりと浮いている方がいい。


そうはいってもロマンがあるよねと、機嫌よく漕いで午後の休憩に浜にあがる。ビジターも含めて、水につかる練習が始まる。手広くやっている後輩は、ここのところロールの調子が悪いと首を傾げていて、ロングでもあがらない。やっているのをみると、セットもスイープの動き始めも上出来で、パドルのフェースが水面に沿って綺麗に出ていく。なのに、後半いきなりフェースが被り、水面に垂直に立ってしまう。

フィニッシュの構えもあっているのに、どうしてフェースの角度が回ってしまうのか、よくみたら、フェザーが反対の左利きの角度になってたのに二人で気づく。右利きの角度に直したら、ロングもショートもあっさり上がった。調子が悪かった間、基礎に戻って腰の動きなどを反復していたので、全体で見れば得した感じ。後輩は前漕ぎも手首に違和感があったと行っていたけど、角度が浅いと案外気づかないものだなあ。

それにしても新しい舟、乗り降りに苦労する。コックピットにお尻を入れてから足を入れる、というのが普通だけど、この舟はそれができない。後ろのデッキに座って、足を入れてお尻の順番。お尻がデッキに乗っている一番不安定なところでパドルのアウトリガーがないと絶対沈する。沖で沈脱したら、馬乗りなんてできないんじゃないだろうか。しばらく試してみよう。

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