小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年9月10日木曜日

20200910 さ・さ・さ・さ、サーフ!

 久しぶりに大先輩の車で波遊びの遠足をする。車もあんまり詰め込まず、余裕を持った人数ででかけた。他にも二人、自前の車で現地集合。

小二時間車を走らせてお目当ての浜につくと、現地集合の二人はもう支度を済ませていてやる気が伺える。サーフ好きの先輩はサーフカヤックも持ってきていたけど、海は穏やかで出番はなさそう。普通のシーカヤックですでに浮かんでいた。

ぼくらも支度を済ませ、舟を並べて集合写真を撮った。さぁ、やりますか。

日差しはまだ強く砂浜は暑いけど、海の上で水につかればちょうどいい。波はそれなりに遅い感じだけど、これから干潮だからとの期待を込めて、移動はせずにこの浜にはりつく。だんだんど遊べる感じになってきて、一人二人の沈もでると歓声があがる。結局昼のサイレンを聞いても浜にあがらず、1時ごろになってバラバラと浜に上がり、てんでの昼ごはんが始まる。練習熱心な後輩が、家で作ったきゅうりの浅漬けを振る舞ってくれた。暑い日差しの中での昼ごはん中にすっと体を冷やしてくれた。ありがとう。


昼ごはんをすぎて波がちょっと良くなってきた。のんびりした感じだけど、しっかりと長く遊べて、サーフ好きの先輩と一緒に何度も砂浜に打ち上がった。その引き波にうまく乗って、取り残されることなく海に戻れると楽しい。

ここ一いい波にはみんな一斉にのる。一度に5人は乗ってた波もあったと思う。マルチ乗り楽しい。遊び好きの先輩は、ちょっと舟の勢いが落ちてくると二、三度グイと漕ぎ、その先で波の勢いが盛り返すところにスピードを合わせて長く乗る。いぶし銀のテクニックだ。

ひっきりなしに遊んでいたら、水平線のもくもく雲の輪郭がぼやけ始め、真上の空も灰色に変わったかと思うと、雨と風がざっと入る。雨粒が叩いた水面の細かい模様もぼやけ、その中で波に乗るとスピード感がます。前漕ぎ道場主の後輩は、このぼやけた中でセルフレスキューを練習し、馬乗りとリエントリーをやっているのが何かの映画みたいだった。

そのうちのその雨もやみ、だいぶ日が落ちたところでおしまいにして、みんなで舟をあげた。朝から1日この浜から動かず、でもあっという間だった。強烈な波ではなかったけど、久しぶりにみんなでサーフできたのが楽しい。帰りには、大先輩の車組で灰干しサバの定食を食べて遠足を満喫して帰った。

ここのところ、毎月波遊びの遠足を入れてくれている。来月も是非参加したい。

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