筋トレな後輩が久しぶりに漕ぎたいというので、前日から泊まって一緒に飲んで、次の日に漕ぐことにした。
とはいえ、僕は暇があったので、泊まりの前に午後過ぎからちょろっと湾内で水を浴びることにする。昼ひなかにバス停に並ぶと日差しがジリジリとして夏のよそおい。城ヶ島、三崎港方面のバスは人の列が長い。
油壺行きのバスもそれなりに並んでいるけれど、小網代で降りる人はそういない。木陰の坂道を降りながら、また夏がくるなあ。
支度をして舟を出す。湾内から外を見ると海は落ち着いた感じもするけれど、北の方からは入道雲が見上げるようにモクモクとしている。外には行かず、堤防のすぐ内側で水浴びをする。ここ最近、急にできるようになったロールがだいぶしっくり来たので、雲を見ながらのんびりと舟を上げた。
クラブハウスで仕舞支度をしていたら、後輩がやってきた。この頃には大分空が暗い。と思ったらゴロゴロの音が大きくなり、ピカッと光って雨が降り出した。
クラブの出艇記録を見ると、大磯方面に一泊二日で行っている前漕ぎの後輩がいる。北の方は思いっきり雷雲の下だろう。しっかりした人だから心配というのではなかったけど、念のため電話をしたら、鵠沼海岸あたりで浜に上がって雨宿り中、今日はもう海に出ないとのことだった。お気をつけてー、と声をかけて電話をきった。
クラブハウスでは二人でのんびりと飲み始め、途中尾根を上がって山崎屋に食事をしに行った。エシャロットやそら豆なんかをつまみながら少しお酒を飲み、しめに油壺ラーメンを食べたらとても優しい味だった。
クラブに戻ってもう少し飲んだらシュラフにくるまって寝た。明日は朝から漕ぐぞー。
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