小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2019年5月12日日曜日

20190512 振り出し

水もぬるんできて、最近できるようになったロールをさらに練ろうと思って三浦にでかけた。最初北風が残るけど、だんだん落ちていく予報。遠出はせずに近場で練習してから大先輩のツアー組に合流しよう。小潮

前回までは自分の PFD 等一式の道具がなくて、レンタルの道具を借りて漕いでいた。自分の道具はウルフ号に積まれて隠岐ツアーとともにあったから。そのツアーも終わり、自分の PFD を身に着けて舟を出す。

海は霧が出ていて真綿の中に暖かに長寝をする休日。人気のない海を漕いで堤防までいくとポジティブな後輩が浜で朝ごはんを作っていた。もう荒崎まで往復して、ゆっくりしたら上がるのだそうだ。パイプを片手にこちらに手を振ってくれた。それぞれのスタイルで朝を楽しむのがいい。

僕も練習の前に荒崎まで往復しておく。網代崎はとても静かで波遊びの誘惑もなく、軽くパドルを回して堤防まで戻ってきた。後輩はもういない。

さて、と思ってロールをしてみるけど上がらない。なんか、セットしても舟が起きてこない。舟の角度で PFD の浮力の違いをはっきりと感じた。前回急にできるようになったのは、レンタルの PFD の浮力がバカみたいにあったからだと気づいた!

バランスブレイスしてみたら明らかに違う。今までは不思議に思わなかったけど、自前の PFD だと顔がどうしても沈んでくるので、ハンドスカリングが必要になる。前回はじっとしてれば顔が水面にでた。浮力に頼ってできてただけかー。ちきしょう。

しょんぼりして湾内に戻ると、真面目な後輩がでてきた。ツアー組もすぐに出てくるそうだ。湾内で合流して出発する。

昼ごはんを食べた赤羽根海岸では、地べたにあぐらをかいて座っていたレジェンド先輩の右手から、とんびが食べかけのアンパンを上手に掠め取ってまた空に上がった。足になんだか茶色いかたまりがチラと見えた。先輩はちょうど二口三口を食べたところだった。ざーんねん。

帰り道の荒井浜では、僕らの脇を抜いていく動きのヨットがいた。沖の岩場の横を通っている最中、ヨットがちょっと気にかかる距離で後ろから並走して近づいてくる。ちょっと嫌だなと思っていると、「ゴゴン!!!」と鳴った。どうやら浅い岩場に乗り上げたらしい。諸磯湾からまっすぐ沖に出ていくのが普通の航路のところを、すぐに北に曲がって来ていた。。デッキにでた人から「ここ、こんなに浅いの」という声が聞こえた。乗り上げているもんだから、波が下がれば舟が傾き、波が上がるとまた戻る。でも進みもできず、戻りもできない。しばらく見ていたけど、カヤックで引っ張っても詮無いし、僕らにできることは何もないからそのまま進んだ。先週は沈脱した自作カヤックの人に行きあったし、ヒヤリなことが続いたから、僕らも気を引き締めていきたい。

実はちょっと早めに帰る用事があったけど、レジェンド先輩、なんでもやる先輩、道具好きの後輩もいて賑やかだったので、その後ついつい最後のお茶休憩までいてしまった。堤防あたりからはあわててダッシュして帰り、そそくさと荷物をまとめて帰った。ちょっと消化不良。来週は落ち着いて漕ぎたいけど、天気はどうかな。

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