小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2019年5月18日土曜日

20190517 PFDお試し

ちょっと午後が風が強そうだけど、日差しはあって気持ちよさそう。朝は波もありそうということで、午前中遊び倒して午後のんびりするつもりで早くから出かける。大潮。

もう朝が寒いということもめったになくなってきて、クラブハウスの前の芝生ですでにジリジリと熱を感じながら支度をする。後輩が一人、朝早くから来ていてすでに長者に向けて出ていったあとだ。

自前の PFD でできないロールがあるのが釈然とせず、支度をしながら思い立ってサブの PFD とクラブレンタルの PFD をハッチに詰め込んでおく。後で暇を見て違う PFD で試してみよう。

早速入江からヨットを抜けて網代崎を見る。いい感じにうねりが先端を洗ってる。すでに SUP が入っているポイントは避けて、近場で波で遊ぶ。綺麗ないい波で、カヤックで練習するにはピッタリ。舟を押してくれる感じが強く、あまりダッシュしなくてもスッと波に入れる。それを奥までいくつも乗らせてもらって楽しむ。

体がなれてくるとうちょっと刺激が欲しくなる。浜を一つ二つ渡って別のポイントを見に行く。でもそちらはサーファーが二人入ってた。大きい波が来て、彼らのひゃっほーが聞こえる。楽しんでるようでなにより。僕はおとなしくもとの場所に戻る。

そのうち大先輩達出てくる時間になったので、入江の奥に戻ると皆が舟を浮かべ始めたところだった。そこに早起きの後輩が長者を往復して帰ってきた。これでのんびり片付けて帰るそうだ。数カ月後にロングツアーに参加するみたいなので、着々と距離をこなしておくのって大事だよね。

僕らはまた入江から出て外に行く。なんでもやる先輩は途中で波遊びにひっかかり、先輩を残して僕らは北に。スリムな後輩も北に行くと先に抜けていった。追い波、追い風で、皆で飄々と進む。でも調子に乗って行き過ぎると帰りの向かい風が辛い。佃嵐崎の浜に上がり、ここでお昼とした。

大先輩がお昼を作っている間、朝サーファーがいたポイントを見に行くと、釣りSUP がひっくり返ってゾーンの岩の間で泳いでる。ボードとは離れずにすんだみたいで、見ているとそのうち岩の脇でボードの上に戻った。すると、ポイントに一人いたサーファーが寄って行って、波の立ちにくい岩の隙間を指さして、戻る道をアドバイスしているようだった。そうして膝立ちで漕いで戻っていく釣りSUPの上にはクーラーボックスが一つだけ乗ってた。

釣りSUPに声をかけたあと、そのサーファーは浜に上がってすぐに帰っていったのでポイントがあいた。ラッキーと思って何本か遊ばせてもらって大先輩のお昼に戻った。ほくほく。

雲がはれて日差しがたっぷりあって、浜でのんびりしているのが楽しい。ポカポカしてきたので、持ってきた PFD を取り替えてロールを試す。やっぱりクラブレンタルの PFD は百発百中でできる。自前の二つの PFD は百発で百はずす。PFD の浮力の無さが技術でカバーできる範囲かどうか、この夏のテーマにしてみよう。

お腹もおちついて、大先輩が次を考えている。帰りの向かい風は思ったよりも弱まらずだ。よし、もう先には進まずに、のんびりと向かい風を漕いで帰ろう。そういえば北に行ったスリムな後輩も、波遊びにひっかかった先輩も、どちらも合流してきていない。電話をしたら後輩は長者まで行っていた。帰りがんばってー。

向かい風でも漕いでいれば進む。黒崎、俺の浜で休憩を入れつつ、午後丸々をゆっくり使って帰って舟をあげた。波で遊び疲れた先輩、長者から向かい風を漕ぎ戻ってきた後輩とも黒崎で合流できて、ぽつりぽつりと話をしながら漕ぐのも楽しい。来週はちょっと漕げそうにないから、小網代のホタル、6月の週末まで残ってますように。



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