昼間に時間があったので、久しぶりに多摩川で漕ぐことにする。丸子橋から舟を出し、東横線をくぐって堤まで少し漕ぎ上がると、中洲の向こう側に回り込んで神奈川側の岸沿いに下っていく。
新幹線の高架下は上流も下流もそれなりに深さがあるけど、ちょっと気を抜くとパドルが蹴られる。この感じは久しぶり。水の匂いも海とは全然違う。それでもここは感潮域。潮の満ち引きで水位が変わる。海と繋がってる。
漕いだのは干潮の時間なのでとても水位が低い。東京高校のあたりからは浅すぎてそれより下れず。東京側は釣り人が、神奈川側は瀬になっていてハルをこすりそう。まだ新艇だからここまで。東京側の深さのあるところを見ると、水底に背の低いアマモのような草が生えている。こんな上流にアマモがあるのかな。
それで、新幹線と東横線の間をなんどかぐるぐる回って気が済んだから舟を上げて帰った。
丸子橋から始めたカヤック、また戻ってきた。海に慣れた目で見ると川の幅はとても狭い。以前は気にせず漕いでいた釣り人も、海で慣れた視点から見ると近すぎに感じて漕げる幅がとても狭まった。自分の視野が広まったのだと思おう。
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